日本国国旗

在ケニア日本国大使館は、エリトリアセーシェルソマリアを兼轄しています。

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保健・医療情報

保健・医療に関する情報

 

平成29年(2017)7月26日
ケニア国内におけるコレラの流行

平成29年(2017)7月21日
ケニア・ナイロビにおけるコレラの流行

平成28年(2016)8月17日
黄熱予防接種証明書(イエローカード)の生涯有効

平成28年(2016)4月22日
黄熱病に対するケニア出入国監視体制強化について(4月22日現在)

平成27年(2015)5月11日
ケニアにおけるコレラの流行(注意喚起)

平成26年(2014年)12月19日
感染症関連情報(広域情報)年末年始に海外へ渡航される皆様へ(海外で注意するべき感染症について) 

平成26年(2014年)12月19日
感染症関連情報(広域情報)海外へ渡航される皆様へ(動物免疫に関する注意) 

平成26年(2014年)9月3日
渡航情報(感染症スポット情報)セーシェルにおけるエボラ出血熱流行国からの入国制限実施 

平成26年9月1日
セーシェル渡航情報(エボラ出血熱関連)

平成26年(2014年)8月21日
渡航情報(スポット情報)ケニアにおけるエボラ出血熱流行国からの入国制限実施 

平成26年8月7日
アフリカ西部地域におけるエボラ出血熱の流行

 

感染症情報

(ア) 感染症情報(ポリオの発生について) (2013年10月)

    感染症情報(アフリカ・トリパノゾーマ症の発生) (2012年3月)

(イ)鳥及び新型インフルエンザについて

● 渡航情報(感染症広域情報の発出:鳥インフルエンザの流行状況について(2011年6月)

● 外務省「鳥及び新型インフルエンザについて」

● 厚生労働省「新型インフルエンザ対策関連情報」「新型インフルエンザ対策行動計画

 

 

衛生・医療事情一般 

注意すべき病気とケガ 

入国に必要な予防接種 

ケニアの医療保険制度

医療機関のリスト

医療情報リンク

在留邦人に対する説明資料

 

衛生・医療事情一般

 

ケニアは国のほぼ中央を赤道が横切っているにもかかわらず、首都ナイロビは標高1700mの高地にあるため一年を通して気温は15度~24度と涼しく、湿度も低くて過ごしやすい気候です。一方、ケニア第二の都市モンバサはインド洋に面しており、一年中高温多湿です。また、ケニア第三の都市キスムはヴィクトリア湖に面した港湾都市で、マラリアの多発する地域にあります。ケニアは地方によって気候も衛生状態も大きく異なります。
ナイロビの雨期は年2回あり、3~5月が大雨期、10~11月が小雨期で、この時期には下痢が多くみられます。6~8月が冬で寒く、暖房が必要になることもあります。ナイロビの高級住宅地では上水道・下水道とも完備されていますが、一歩中心街周辺のスラム街に足を踏み入れると、衛生状況はまことに劣悪です。ナイロビの私立病院の医療レベルはアフリカにあっては高レベルと言えますが、日本や欧米先進国のような洗練された対応は期待できません。公立病院は廉価に受診できますが、設備も技量も不十分と言わざるを得ず、邦人が安心して治療を受けられる環境ではありません。

 

注意すべき病気とケガ

 

交通事故:ナイロビ市内は自動車であふれ、道路インフラは十分整備されておらず、かつ運転マナーが悪いため、不慣れな旅行者や邦人が交通事故に遭遇する可能性は高いです。車には十分に気を付けましょう。特にマタトゥと呼ばれる小型乗り合いバスは運転が乱暴なので、近付かないのが得策です。地方ではオートバイを使ったタクシーがありますが、未熟な運転手がいます。気を付けてください。


下痢:ケニアに来たばかりの時期は下痢に悩まされることがあります。水道の水をそのまま飲用すると下痢をすることがあります。首都でも地方でも生水は避けて、市販のミネラル水か浄水器で濾過した水道水の飲用を勧めます。また衛生状態の悪い地方では、赤痢や腸チフスが流行することがあります。外出後は手洗いを励行し、生ものの飲食を避けて加熱調理した食事を摂るようにして下さい。


マラリア:ナイロビにはマラリアを媒介する蚊はいませんが、ヴィクトリア湖近くやインド洋海岸付近ではマラリアが多数発生しています。ニャンザ州などマラリアの流行地域に長期間滞在する場合はマラリア予防薬の服用を勧めます。予防薬としてはメフロキン(250mg)週1錠の服用がよいでしょう。この薬はナイロビ市内の薬局で Mephaquineという名で売っており、処方箋無しで購入することが出来ます。マラリアはケニアではありふれた病気なので、地方の医師を受診した際には、高熱が出ただけで血液検査もせずにマラリアと診断を受けることがあります。マラリア診断用の検査キットもナイロビ市内の薬局で購入可能です。


呼吸器疾患:ナイロビ市内は細かい砂塵や自動車の排気ガスによりかなり空気が汚染されています。年中風邪を引きやすい環境です。インフルエンザも年間通じて患者が出ます。気管支喘息など慢性呼吸器疾患を持っている人は、自分にあった薬を持参した方が良いでしょう。



<注意すべき感染症と風土病>


コレラ:ケニア西部(タンザニア・ウガンダ寄りの地域)でときおり流行する細菌感染症で、汚染された水・食物から経口感染します。2010年は3月と8月に大流行があり数百人の患者と13人の死者が出ました。


腸チフス:サルモネラ菌が原因で食肉・鶏卵などから経口感染します。雨期に流行することがあります。


リフトバレー熱:蚊によって媒介されるウィルス感染症で、高熱・筋関節痛などの症状が出ます。2007年にケニアで流行がありました。


狂犬病:ケニアの野犬は狂犬病を持っている可能性があります。野外での活動が多くなる仕事では予防ワクチンの接種を勧めます。


精神衛生上の注意:ナイロビは高地にあるため気圧が低く、酸素もやや薄く、そのため疲労しやすく、階段を昇降したりすると息切れが出ることがあります。また睡眠も浅くなりがちで熟睡感を得られないという不満もあり、不眠を訴える人は少なくありません。生活環境で日本のような「几帳面さ・計画性・気配り」が得られずにイライラすることもしばしば有ります。この場合は次のように考えて対処しましょう。


一人で悩まず誰かに打ち明ける。


問題は一度に一つずつ解決していく。


適宜、余暇をとる。


ときには諦める。受け入れたくないものは、無理に受け入れなくて構わない。 無理をせず、自分の体調と相談して行動する。

 

入国に必要な予防接種

 

入国に際して義務づけられた予防接種はありません。しかしケニアはWHOの黄熱リスク国に指定されており、ケニア滞在後他のアフリカ国を訪問した場合などにはイエローカード(黄熱ワクチン証明書)の提示を求められることがあり、黄熱ワクチンは打っておくべきです。詳しくは黄熱予防接種証明書(イエローカード)携行の必要性について また、ケニアの衛生状況を鑑みて、A型B型肝炎と破傷風予防接種は必要でしょう。地方に長期滞在の予定なら、腸チフスと狂犬病も考慮した方がよいです。小児の場合、日本での定期予防接種はすべて済ませておくべきです。年齢にもよりますが、Hib(インフルエンザB菌)ワクチンと肺炎球菌ワクチンも打っておいた方がよいでしょう。


<ケニアで予防接種可能な医療施設>
 

医療機関名 住所 電話番号
Anderson Medical Center,
Travel Vaccination Clinic
Doctor's Plaza, Arwing-Kodhek Rd, Nairobi 020-2845670/1/2
Dr.Nesbit Clinic(小児科) Gertrude’s Children HospDoctor’s Plaza,
Muthaiga Rd., Nairobi
0722-519863, 
0733-668517
Nairobi Hospital, Family Health Clinic Argwings-Kodhec Rd.Nairobi 020-2845000
Aga Khan Hospital, Vaccination Center 3rd Parkland Ave.Nairobi          020-3740000, 
020-3662000
Aga Khan Hospital, Mombasa Vanga Rd. Kizingo Mombasa            041-2227 710/-5,
041-5051000
Gertrude's Children Hospital         Muthaiga, Nairobi                                             020-7206000,
0722-898948

 

 

ケニアの医療保険制度

 

ケニアには日本のような「国民皆保険」はなく、公的な医療保険制度もありません。私的な健康保険はありますが高価で、一般のケニア人は加入しにくいようです。ケニアを訪れる邦人は何らかの「在外者保険」か「海外旅行者保険」に入っておくべきです。公立病院は医療水準に問題があるので、邦人は私立病院か開業医を受診することが多いのですが、まず現金で支払いをしないと受付が始まりません。一般の外来診察費は邦貨にして千円前後ですが、CTやX線撮影が加わると1万6千円程度かかります。私立病院の入院に際しては7万円くらいのデポジットを要求されます。個室の料金は1泊で1万8千円くらいです。多くの場合、入院費用はクレジット・カード支払い可能ですが、個人の小切手は受け付けられません。ケニアでの医療費用は結構高くつくと思って下さい。また、医療レベルから見て、虫垂炎手術など開腹手術や骨折治療は当地で可能ですが、心臓手術や脳外科手術では南アか欧州へ移送すべきと思います。「在外者保険」や「旅行者保険」の選択に際しては海外移送サービスの付帯に関しても考慮して下さい。

 

医療機関のリスト

 

ナイロビには国立ケニヤッタ病院という大きな総合病院がありますが、設備・医療水準などにやや問題があります。以下の私立病院は一定の医療レベルに達していると思われます。しかし、これは邦人がよく利用する病院という意味で、決して大使館が推薦・保証するものではありません。 


<ナイロビ>

◎ナイロビ病院( Nairobi Hospital ) 電話:(020)2845 000(代表) 救急外来(Casualty)は24時間オープン。救急部門のチーフは女医の Dr. Louise Lwai-Lume(ルワイ・ルメ医師、携帯0733-527544)。


◎Dr. ネスビット小児クリニック( Dr.Nesbitt & Associate Clinic ) 電話(オフィス):0733-668517 外来:月~土
Dr. Nesbitt の携帯番号:0722-519863
ネスビット医師はケニア国籍の白人小児内科医。クリニックはムタイガ地区のガートルーズ・ガーデン小児病院内の南ウィングにある。


◎ガートルーズ・ガーデン小児病院( Gertrude’s Garden Children’s Hospital, Muthaiga ) 電話:(020)726000/1/2, 0722-898948, 0733-639444 私立の小児専門病院。救急外来は週7日24時間オープン。


◎アガ・カーン病院(Aga Khan University Hospital )、Family Clinic(家庭医学部門、直通電話:(020)3662853/4)内科医が診察し、必要に応じて専門医に紹介します。救急外来は24時間オープン。 


<モンバサ>

◎アガ・カーン病院 ( Aga Khan Hospital Mombasa )

私立の総合病院、救急外来は24時間オープン、電話 (041)2227710-5, (041)-5051000


<キスム>

◎アガ・カーン病院 ( Aga Khan Hospital Kisumu ) 電話 (057)2021441, (057)2022244, (057)2020005


<救急車>

ナイロビには St. John’s Ambulance (Tel.(020)3340274/262/283, 0721-611555, 0733-930000) という救急車体制が一応ありますが、呼んでも

直ぐに来てくれるかどうか分かりません。病院への移送は自分で手配するのが確実です。

 

医療情報リンク

世界の医療事情(外務省)www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html

世界の感染症情報(厚労省) www.forth.go.jp/index.html

 

在留邦人に対する説明資料

 

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