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在ケニア日本国大使館は、エリトリアセーシェルソマリアを兼轄しています。

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草の根・人間の安全保障無償資金協力(「クワンジョラ特別支援学校における脳性麻痺児童のための理学療法施設の建設及び校内通路改善計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力の起工式典)

  • 式典の来賓に手を振る児童
  • 学校関係者と伊藤書記官による記念撮影
  • 式典に参列する児童と保護者
タイトル 「クワンジョラ特別支援学校における脳性麻痺児童のための理学療法施設の建設及び校内通路改善計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力の
起工式典
日付 2017年3月9日
場所 ニャンダルア郡 ニャンダルア・ノース県 レシャリ地区 クワンジョラ村
案件名 クワンジョラ特別支援学校における脳性麻痺児童のための理学療法施設の建設及び校内通路改善計画
供与金額 55,598 米ドル (6,671,760円)
出席者
合計約80名
概要  2017年2月に在ケニア日本大使館において贈与契約の署名式を行った「クワンジョラ特別支援学校における脳性麻痺児童のための理学療法施設の建設及び校内通路改善計画」の起工式典がニャンダルア郡ニャンダルア・ノース県において行われ、伊藤書記官が出席しました。
 
クワンジョラ特別支援学校は、55,598米ドルの供与を受け、理学療法施設の建設、理学療法器具の購入、校内通路の整備を行います。隣接する公立小学校の特別支援学級として設立され、2014年に脳性麻痺児童のための全寮制の公立特別支援小学校に移行した同校には現在、脳性麻痺の児童36名(男子:22名、女子14名)が在籍しています。
 
脳性麻痺患者は、適切な機能訓練を早期から始めることで残っている運動機能を発達させることができますが、同校には理学療法施設や理学療法器具がほとんどなく、それらを整備することは同校の優先課題の一つでした。本案件は、脳性麻痺を抱える児童が適切な理学療法を受けられるように同校の環境を整備するものです。
 
式典が始まると、エスター・ンブグア校長からは同校の理学療法環境の現状について説明がありました。現在、手作りの理学療法器具が屋外に3種類しかなく、施設・器具ともに不足しているとのことです。また、児童・教師にとって、日差しの強い屋外で長時間、理学療法トレーニングを行うことが恒常的にいかに困難であるかについても説明がありました。また、保護者代表のスーザン・ムトニ氏は、恒常的に理学療法トレーニングを受けられる同校に脳性麻痺を抱える息子のジョーを入学させた結果、生まれて初めて息子が歩く姿を見ることができ、勇気づけられた経験談を紹介しました。校長及び保護者代表のスピーチの最後に、同校を支援した日本政府に対し、ンブグア校長とムトニ氏より謝辞が述べられました。
 
伊藤書記官からは、多数の応募の中から本案件が選ばれたことに対する祝辞を述べるとともに、日本政府はケニアで草の根事業を25年以上にわたって続けており、10年以上の時を経てニャンダルア郡で2件目となる本案件を実施することに対して歓迎の意を表しました。また、スピーチの結びの言葉として、保護者、生徒、学校が三位一体となって案件を成功させることを要請し、関係者のご多幸と繁栄を祈念しました。
 

写真

学生寮の視察をする伊藤書記官

同校での経験談を語った保護者代表のムトニ氏と息子のジョー

同校の教師とスタッフ

ンブグア校長によるスピーチ

ギチョヒ・ケニア小学校校長連盟ニャンダルア郡支部秘書によるスピーチ

カニョロ・ニャンダルア郡ンダラグワ選挙区選出国会議員秘書によるスピーチ

伊藤書記官によるスピーチ

式典に参列した児童たち

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屋外に設置されている平行棒で歩行練習を実演する児童

鍬入れ式を行うンブグア校長と伊藤書記官