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在ケニア日本国大使館は、エリトリアセーシェルソマリアを兼轄しています。

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草の根・人間の安全保障無償資金協力 「平成28年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力5案件の贈与契約署名式開催」


関係者との集合写真
 
タイトル 平成28年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力5案件の贈与契約署名式開催
日付 2017年2月8日
場所 在ケニア日本大使館
案件名/
供与金額
  1. クワンジョラ特別支援学校における脳性麻痺児童のための理学療法施設の建設及び校内通路改善計画(55,598米ドル)
  2. 有機農法を通じたストリートチルドレンのリハビリテーションセンター建設計画(74,605米ドル)
  3. マティシ小学校教育・衛生環境改善計画(84,890米ドル)
  4. マジェゴ・コミュニティ砂ダム建設計画(97,138米ドル)
  5. バハティADC小学校教育・衛生環境改善計画(82,748米ドル)
出席者 - 在ケニア日本国大使館 植澤利次大使
- 被供与団体関係者
- 外部監査人
概要 平成28年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件に関する贈与契約署名式が、2月8日、在ケニア日本国大使館において行われ、植澤大使と被供与団体の代表者が贈与契約を締結しました。5案件の合計供与額は、394,979米ドル(約4,740万円)です。贈与契約が行われた案件の分野と内容は、以下のとおりです。
 
被供与団体代表者からは、案件の説明及び地域住民への裨益効果、日本政府に対する謝辞が述べられました。
 
  分野 案件名
1 特別支援教育 クワンジョラ特別支援学校における
脳性麻痺児童のための理学療法施設の
建設及び校内通路改善計画
ニャンダルア郡
2 児童保護 有機農法を通じたストリートチルドレンのリハビリテーションセンター
建設計画
キアンブ郡
3 教育施設及び研修 マティシ小学校教育・衛生環境改善
計画
トランス・
ンゾイア郡
4 基本的な飲料水の供給 マジェゴ・コミュニティ砂ダム建設
計画
タイタ・タベタ郡
5 教育施設及び研修 バハティADC小学校教育・衛生環境
改善計画
ビヒガ郡
 
1.クワンジョラ特別支援学校における脳性麻痺児童のための理学療法施設の
建設及び校内通路改善計画(クワンジョラ特別支援学校)
クワンジョラ特別支援学校は、理学療法施設の建設、理学療法器具の購入、校内通路の整備のために55,598米ドルの供与を受けました。同校は、脳性麻痺児童を対象とした全寮制の公立特別支援小学校です。脳性麻痺は、適切な機能訓練を早期から始めることで残っている運動機能を発達させることができますが、同校には理学療法施設や理学療法器具がなく、それらを整備することは同校の優先課題の一つでした。したがって、本案件を通じて脳性麻痺を抱える児童が適切な理学療法を受けられるように同校の環境を整備します。
 
2.有機農法を通じたストリートチルドレンのリハビリテーションセンター建設計画(モヨ・チルドレン・センター
モヨ・チルドレンセンターは、ティカタウン周辺に住む薬物中毒のストリートチルドレンのためのリハビリテーション施設を建設します。供与額は、74,605米ドルです。同団体は1999年から活動を始め、ティカ周辺に住むストリートチルドレンのために寝食の場を提供したり、教育費を支援する等の活動を行ってきました。本案件を通じて、リハビリテーションセンターを建設することで、薬物中毒の子どもたちは同施設のスタッフから手厚いケアを受けながら、安全で安心できる環境下でリハビリを行うことができます。また、リハビリの一環として身体を動かしながら畑仕事をすることでストレスを発散し、同時に将来の生活の糧になる農業の知識を得ることができます。
 
3.マティシ小学校教育・衛生環境改善計画(マティシ小学校)
マティシ小学校は、トイレ棟3棟の建設、34教室の改修、貯水タンク2基、フェンス、机300台を設置するために、84,890米ドルの供与を受けました。同校は約3万人が居住するマティシ・スラムの中に位置しており、児童数は2,584名在籍していますが、トイレがわずか12基しか整備されていません。そのため、授業の合間の休み時間にはトイレが大変混雑し、多くの児童がトイレを使えない状況です。現在、トイレ1基当たりの児童数は200名を超えていますが、新しくトイレ棟3棟(トイレ41基)を建設することで、案件実施後は1基当たり50名に改善される見込みです。加えて、老朽化した同校の34教室の改修を行うことで児童の学習環境を改善し、学力の向上を図ります。
 
4.マジェゴ・コミュニティ砂ダム建設計画(ウオンゴジ・センター)
ウオンゴジ・センターは、タイタ郡のマジェゴ川沿いに雨水を貯水する砂ダムを建設するために、97,138米ドルの供与を受けました。雨季になると、タイタ・ヒルズで降る雨がマジェゴ川に流れ込むため、川の水深は約2メートルに上昇します。しかし、乾季になると川底は干上がるため、同地域に居住する人々は川底に穴を掘り、水が浸み出すのを待ちながら水を汲むため、長い時には一日合計約7時間かけて水汲みを行っています。したがって、雨季に降る雨水を砂ダムに貯水することで乾季の間の水不足を解消し、人々の水汲み時間の大幅な短縮を図ります。
 
5.バハティADC小学校教育・衛生環境改善計画(バハティADC小学校)
バハティADC小学校は、学習環境と衛生環境の改善のために、82,748米ドルの供与を受けました。本案件では、未完成の教室2室を完成させることに加え、教室6室、職員棟、トイレ8基を建設し、貯水タンク3基と机100台を設置します。現在、同校では土壁造りの仮設教室しかないため、本案件を通じて、教育環境を改善することで児童の学習意欲の向上と学力向上を図ります。
 
植澤大使は被供与団体に対し、900件以上の応募の中から本案件が選ばれたことに対する祝辞を述べ、案件が計画的に進むように期待している旨、伝えました。
 
5案件の完成期限は、2018年2月です。     
 

写真

 

クワンジョラ特別支援学校関係者と植澤大使

モヨ・チルドレン・センター関係者と植澤大使
 

マティシ小学校関係者と植澤大使

 

ウオンゴジ・センター関係者と植澤大使
 

バハティADC小学校関係者と植澤大使