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草の根・人間の安全保障無償資金協力(「ブルゲイ中等学校における実践教育施設建設計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力の引渡式典)

  • 今回建設されたトイレ棟
  • 建設された理科の実験室で実演を行う生徒たち
  • 養鶏場でニワトリを抱える高島書記官
タイトル 「ブルゲイ中等学校における実践教育施設建設計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力の引渡式典
日付 2017年4月7日
場所 ナクル郡 ロンガイ県 ロンガイ地区 レンギネット区
案件名 ブルゲイ中等学校における実践教育施設建設計画
供与金額 72,487 米ドル (6,998,656円)
出席者
合計約600名
概要 ナクル郡 ロンガイ県において、このほど「ブルゲイ中等学校における実践教育施設建設計画」が完了し、在ケニア日本大使館を代表して、高島唯二等書記官が引渡式に出席しました。本案件では、72,487米ドル(6,998,656円)が供与され、理科の実験室1室と実験器具一式、養鶏場1棟、トイレ棟2棟(生徒・教員用)が建設され、貯水タンクが2基設置されました。
 
ブルゲイ中等学校は2013年に設立された公立学校です。隣接するブルゲイ小学校から土地の一部を譲り受けたほか、地域住民からの協力を得て設立されました。本件実施前の生徒数は合計170名でしたが、案件実施後は212名に増加しています。
 
過去3年間、ブルゲイ中等学校では合計4教室建設することに成功しました(保護者による寄付:3教室、選挙区開発基金:1教室)。しかし、本校は設立されたばかりの新しい学校のため、基本的な学校施設や設備が十分に整備されていませんでした。具体的には、理科の実験室がなく、生徒たちは屋外の木の下で実験を行うことも珍しくなく、天候や風に左右されていました。また、トイレは男子トイレが1基しかなく、女子トイレはありませんでした。したがって、生徒たちは隣接する小学校のトイレを使っていましたが、中等学校の教室から少し離れた場所にあったため、休憩時間に急いでトイレに向かわなければいけなかったため、不便を強いられていました。
 
また、養鶏場に関しては、同校の歴史が浅く、継続的に学校を拡張していく必要があることから、学校関係者は学校の収入源となり得る活動を行いたいとの希望から実現しました。養鶏事業は、収入源の創出に留まらず、学校の選択科目の一つである「ビジネス」の授業で事例として扱えるため、実践的な教育機会を提供することにも繋がります。以上のことから本件は、学校の基本施設を整備するとともに、収入源の創出に繋がる活動を支援することを通じて持続的な学校運営が行われることが今後期待されます。
 
式典では、同校の校長と学校運営委員会の委員長から日本政府に対する謝辞が述べられました。本件実施前は、学校の敷地に学校施設がほとんど建っておらず、地域住民でさえ、ブルゲイ中等学校の存在を知らない人がいましたが、地域住民と日本政府の支援のお陰で、現在では地域住民に広く知られるようになったと説明しました。
 
高島書記官からは、本案件が無事に完了したことに対する祝辞を述べるとともにJICAがケニアで行った理数科教育プロジェクトに言及しました。1998年~2013年にかけてケニアで行われた同プロジェクトで成果が出たため、他のアフリカ諸国全27ヶ国で同様のプロジェクトが展開されたことを説明しました。また、ブルゲイ中等学校の先生には、学校としての基本設備が整備されたため、生徒には質の高い教育を提供するように改めて呼びかけました。また、生徒には、両親や学校が整えてくれた環境を生かして、明るい未来を築いてほしいと伝えました。
 
スピーチの結びの言葉として、ブルゲイ中等学校の今後の発展のためにそれぞれが力を添えるとともに、式典参加者全員の健康とご多幸を祈念しました。
 

写真


高島書記官を歓迎する地域住民たち

養鶏場で鶏を持ち上げる高島書記官

記念植樹を行う高島書記官

ダンスを踊る生徒たち

学校でキレイな飲み水が手に入ることを寸劇で説明する生徒たち

ビリール・ナクル郡教育長官によるスピーチ

ギトンガ・ナクル郡郡政副長官によるスピーチ

モイ国会議員によるスピーチ

ムワウラ・ナクル郡知事室情報通信課担当官によるスピーチ

高島書記官によるスピーチ

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