日本国国旗

在ケニア日本国大使館は、エリトリアセーシェルソマリアを兼轄しています。

文字サイズ変更

我が国無償資金協力によるインフラ案件に係る式典の合同実施



3月22日,ケニア共和国の首都ナイロビにおいて,第一次ウゴング道路拡幅計画の竣工式,第二次同計画の起工式,平成28年度経済社会開発計画により供与された道路維持管理に係る機材の引渡式典が合同実施されました。
 
本式典は,ケニア側からはウフル・ケニヤッタ大統領,ウィリアム・ルト副大統領,ジェームズ・マチャリア運輸インフラ長官及びマイク・ムブヴィ・ソンコ・ナイロビ郡知事の出席のもと,開催されました。
 
植澤利次駐ケニア大使は同式典におけるスピーチの中で,ウゴング道路拡幅計画がナイロビの渋滞緩和に貢献し,通行に要する時間の短縮に繋がると期待を示し,また日本は本計画を通じて,運輸交通セクターの改善のみならず,ケニアの人々の生活の質向上を目指していると述べました。
 
また植澤大使は,日本とケニアが多くのODA案件で協力してきたことに触れ,日本はケニア政府が重点政策課題として掲げるBIG 4アジェンダに沿った支援を継続し,経済開発に係るケニアとの連携を強化していくと強調しました。
 
ウゴング道路は,人口増加が著しいナイロビ市の主要道路の1つであり,朝夕のピーク時には特に交通量が多く混雑します。この混雑の大きな原因は,道路の片側1車線しか設けられておらず,交通需要に見合わないことでした。第一次本計画は既に交通状況の改善にインパクトを与えており,第二次計画においても,通行時間を40分から7分未満に短縮し,通行車輌の30%増加が見込まれます。また,渋滞の改善により,バス等を利用する人々の交通費の削減や,騒音や排気ガス等,環境に係る市民への被害の軽減が期待されます。
また,酒井重工業株式会社が製造したロード・スタビライザー2台を含む道路建設に係る機材の供与は,ケニア側自らによる道路の維持管理を支援するものです。
 
日本は1963年からODA案件を通じ,ケニアとの二国間関係を強化しています。これまでの支援総額は6千億円以上にのぼり,ケニアは現在サブサハラ・アフリカにおいて,我が国ODAの最大の被供与国です。
 

事業概要

1.第一次ウゴング道路開発計画

事業対象
国立図書館-プレスティッジ・プラザ区間(2.57km)の拡幅工事,歩道及び排水溝の整備,信号及び道路照明の設置,また詳細設計に係るコンサルテーション・サービスの提供,施工監理及び調達コンポーネントを含む

E/N署名日
    2012年6月2日

供与金額
    15.66億円

事業完了
    2017年12月

コンサルタント
    株式会社片平エンジニアリング・インターナショナル

施工業者
    ワールド開発工業株式会社
 
 

2.第二次ウゴング道路開発計画

事業対象
プレスティッジ・プラザ-ジャンクション・モール区間(3.57km)の拡幅工事,歩道及び自転車道の整備,信号及び道路照明の設置,また詳細設計に係るコンサルテーション・サービスの提供,施工監理及び調達コンポーネントを含む

E/N署名日
    2017年7月4日

供与金額
    26.80億円

施工開始
    2018年3月

コンサルタント
    株式会社片平エンジニアリング・インターナショナル

施工業者
    ワールド開発工業株式会社
 
 

3.平成28年度経済社会開発計画(道路維持管理機材供与)

E/N署名日
    2016年8月28日

供与金額
    3.00億円

供与機材

 
機材名称 納入数
ロード・スタビライザー 2
部品及びスペア 12
シングル・ドラム振動ローラー 10
ロード・スタビライザー用部品及びスペア(予備) 2
振動ローラー用部品及びスペア(予備) 10