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草の根・人間の安全保障無償資金協力 2012/2013

タイトル ムビリ小学校整備計画に対する草の根・人間の安全保障無償資金の贈与契約署名式
日付 2012年10月1日
場所 セントラル州ムランガ・イースト県キハル郡ムランガ行政区
案件名 ムビリ小学校整備計画
供与金額 US$ 117,137
出席者
計約500名
概要 セントラル州ムランガ・イースト県キハル郡ムランガ区において、「ムビリ小学校整備計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金の贈与契約署名式が行われ、高田大使及びムビリ小学校管理委員会会長ゴッドフリー・ムワンギ・ルノ氏が贈与契約に署名しました。
 
1916年設立という長い歴史を持つムビリ小学校は、ムランガ・イースト県内に6校しかない、知的障害特別支援学級を備えた公立小学校のうちの1校であり、都市化が進むムランガ区の中でも小作農や日雇い労働者が居住する貧しい地区に位置しています。同校は、近年、成績向上が目覚しい優秀校であるものの、学校施設の老朽化という問題を抱えており、児童が学ぶ16教室は屋根や壁、床の傷みが激しく、竪穴式のトイレは土台が脆く崩壊の危険があります。また、知的障害児用の寮は、完成までの資金の目処が立たなかったため、建設が中断しています。このような状況を改善し学習環境を整備するために、本プロジェクトでは、16教室の改修、寮の建設の完了、トイレの新設、机や椅子等の教育関連資材と貯水タンクの設置を行ないます。
 
 署名式は、児童による詩の朗読や寸劇の披露に続いて、学校管理委員会会長のルノ氏が、本プロジェクトの実施によって、学校は地域発展に大きく貢献することができると日本政府と日本国民への謝辞を述べました。来賓のスピーチでは、県教育担当官が同校への教師の増員を約束し、教師の経歴を持つムワンギ国会議員は、良質な教育には良質な学校施設が重要である旨を述べ、日本への謝意を表しました。高田大使は、学校管理委員会に対して本プロジェクト開始の祝辞を述べた後、同校の校訓である「力を合わせて成功の道を進もう」を引用し、学校と地域が一丸となった、プロジェクトの速やかな完了を期待すると伝えました。そして、翌年に控えた大統領選挙について言及し、ケニアのさらなる国家発展へ向けて、互いを尊重し合い、公平かつ平和的な選挙の実施を望む旨を述べ、スピーチを締めくくりました。
 

写真

児童の寸劇を楽しむ高田大使と来賓

スピーチを行なう高田大使

ムワンギ国会議員(左端)立会いの下、契約書を交わす高田大使(中央)とルノ氏(右)

改修予定校舎を視察する高田大使

建設が中断している知的障害児用寮の内部

傾いている竪穴式トイレ棟