サービスアパートを狙った連続空き巣事件について

1.2012年1月上旬,サービスアパートに居住する日本人が,空き巣被害に遭う事件が2件発生しまし た。
また日本人が居住される別のサービスアパートにおいて,外国人の方が空き巣に遭うケースが発生しています。
 何れの被害も家人が留守中,玄関のドアを壊されるか,ピッキング又は合鍵により鍵を開けられ室内に侵入され,パソコン等の電子機器類を盗まれました。
 管理人や警察関係者の話によると,何れの事件も短期で契約しアパートに居住する者が仲間等を招き入
れ,家人の留守を確認した後,複数で犯行に及んだとのことで,事件後に逃走しています。

 

 壊されたドアのひとつは鉄の棒のようなものでこじ開けられ、錠本体を壊すことなく、木製のドア枠の溝を
留め金ごと壊されていました。 木の枠のドアはこのような弱さがあります。
 


  2.短期滞在が可能なサービスアパートにお住まいの方は以下のことにお気をつけください。
(1)管理人及び警備員との情報共有
管理人や警備員に当事件の情報を提供し,短期間の滞在者に特に注意するように呼びかける。
また,アパート内の巡回を確実にしてもらうなどの依頼をしてください。
(2)扉鍵の強度の確認
不安があれば,交渉して交換を行ってください。枠が木の場合は弱いので補強できないか確認して下さ
い。前居住者やメイドがコピーキーを持っている可能性がある場合も交換を検討してください。
(3)外出のため留守にする際は,パソコン等の貴重品は安全な場所にしまい,その存在を知られないよう
にしてください。または,キーチェーンなどを利用して,持ち出されにくいようにしてください。
(4)出かけるときも,電気を一部つけておくなど,外から見て留守等の行動を悟られないようにして下さ
い。
(5)アパートに緊急時に使用するアラームボタンの設置又は配布などの対策を管理人に要請してくださ
い。
(6)アパートを選ぶ際は,事前に警備状況や玄関の扉の鍵などが頑丈であるかなど,防犯安全対策が十分
であるか確認してください。

3.もし万が一,被害にあったら
(1)「現場保存(現状維持)」が原則です。警察が来て現場検証するまでは,ドアなどに触れず,また管
理人等人も入れないようにして下さい。
(2)被害後,管理人が必要な対策をとったかどうか確認しましょう。場合によっては転居が必要となる可
能性もあります。
(3)警察や管理人等へ通報した後,大使館にご一報下さい。
 
  平成24年 1月 16日
在ケニア日本国大使館
領事・警備班


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