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2012.11.7.
2.昨年10月、ケニア軍のソマリア進攻を受け、ソマリアのイスラム過激組織「アル・シャバーブ」がケニア国内で報復テロ攻撃を行う旨宣言して以来、ナイロビ市及びモンバサ市、北東州ガリッサ県、ワジール県、マンデラ県等において、軍・警察等関係施設、ホテル、ショッピング・センター、レストラン、バー、教会等を標的として、手榴弾や簡易爆弾、銃を用いたテロ攻撃が発生しています。本年9月末には、ケニア軍を中心とするアフリカ連合部隊が「アル・シャバーブ」の最重要拠点であったソマリア南部の港町キスマヨを制圧しましたが、その結果、残党などによる報復テロの脅威が高まり、特に、北東州ガリッサ県ガリッサ市においては、警察部隊のキャンプ地に対する手榴弾使用による爆弾テロ事件(10月1日、14名負傷)、警察施設放火事件(10月1日)、市内中心部における爆弾発見(10月9日)、パトロール中の警察官を狙った襲撃事件(10月31日、1名死亡1名負傷)、警察部隊キャンプ地内の教会に対する手榴弾使用による爆弾テロ事件(11月4日、1人死亡10人負傷)が続いて発生しています。
3.ケニアに渡航・滞在される方は、上記情報を考慮して最新の治安情報の入手に努めるとともに、ナイロビ及びモンバサ市内においては、標的となる可能性のある政府・軍・警察等関係施設、国連等関係施設、教会等へはできるだけ近づかない、あるいは、滞在時間を短くするなどして警戒してください。また、外国人が多く利用する施設や人が多く集まる施設(ホテル、ショッピング・センター、レストラン、空港等)を利用する際は、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど、自らの安全確保に努めて下さい。さらに、不測の事態が発生した場合の対
4.また、北東州ガリッサ県にあるダダーブ難民キャンプ地区については引き続き渡航の延期をお勧めします。更に、同じく北東州ガリッサ県(注:ダダーブ難民キャンプ地区を除く)、マンデラ県、ワジール県については、武装集団による襲撃事件及び簡易爆弾等による爆弾テロ事件が発生しているところ、引き続き渡航の是非を検討していただくとともに、これらの県とソマリアの国境から概ね60kmまでの範囲内は引き続き目的の如何を問わず渡航を延期してください。また、同地域に滞在している方には退避を勧告します。
5.なお、最近のスポット情報及び危険情報(http://www.anzen.mofa.go.jp
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