自然災害対策のための機材供与式

 

 2012年11月7日、ナイロビ市内において、日本の無償資金協力で供与されたパワーショベル2台、ホイールローダー2台、レスキューボート2台、スピードボート1台の引渡式が開催され、ケニア政府側からムルギ特別プログラム大臣、日本側から高田大使が出席しました。式典中、ムルギ特別プログラム大臣が高田大使のサポートを得ながらホイールローダーの試運転を行いました。


ケニアでは,洪水や建物の倒壊などで怪我をする人や、亡くなる人が多いにもかかわらず、そういった被害から救出するための行政の体制や機材が十分ではありません。我が国が供与したパワーショベルなどの機材により、災害対策を担う特別プログラム省が、災害時にがれきの除去、道路の整備、水上での救出などを効果的に行うことができるようになりました。

 

高田大使はスピーチの中で、自然災害を予防することは災害後の費用に比べて経済的なので、災害予防策を講じるべきであると提言しつつ、日本はケニア政府が行う自然災害の対応を支援してきたと伝えました。ムルギ大臣からは、日本の支援への感謝と、予防が費用の節約に繋がるというのはまさに特別プログラム省のモットーであると述べられました。

 

供与されたパワーショベル
供与されたホイールローダー

ホイールローダーのアームを操縦する

ムルギ大臣とサポートする高田大使
供与されたレスキューボート
供与されたスピードボート
高田大使からムルギ大臣へスピードボートのキーを授与
モンドー次官のスピーチ
高田大使のスピーチ
 
ムルギ大臣のスピーチ

 


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