セーシェル渡航情報(エボラ出血熱関連)
ギニア、リベリア、シエラレオネ及びナイジェリアにおいてエボラ出血熱が流行しています。右状況を受け、セーシェル政府(公共保健庁)は、8月14日、エボラ出血熱の感染拡大にともないセーシェルへの入国及び中部・西部アフリカ地域への渡航を制限する旨公式発表しました。右制限の概要は次のとおりです。
1 セーシェル政府発表による中部・西部アフリカ地域対象国
ギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリア、セネガル、ガンビア、ギニアビサウ、コートジボアール、ガーナ、トーゴ、ベナン、モーリタニア、マリ、ブルキナファソ、ニジェール、チャド、カメルーン、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国の19カ国。
2 セーシェル政府発表概要
(1) セーシェル国民については、世界保健機関(WHO)からエボラ出血熱終息宣言が発表されるまでは、ギニア、リベリア、シエラレオネ及びナイジェリアへの渡航は、公共保健庁長官の許可無しでの渡航を禁止する。
(2) セーシェル国民については上記1の国への渡航の延期を勧告する。
(3)現在セーシェルに滞在する外国人(ギニア人、リベリア人、シエラレオネ人及びナイジェリア人含む)については、上記1の国への渡航の延期を勧告すると共に、渡航した場合はWHOからエボラ出血熱終息宣言が発表されるまではセーシェルに再入国できない。
(4) 上記1の国からセーシェルへ入国を考えている渡航者は、事前に最寄りのセーシェル大使館又は領事館へ査証申請しなければならない。
ア アフリカにおけるセーシェル大使館所在地:南アフリカ及びエチオピア
イ アフリカにおける名誉総領事館所在地:ケニア、マダガスカル、モザンビーク、モーリシャス、スワジランド、タンザニア、ウガンダ及びザンビア
つきましては、セーシェルに渡航を予定している方及びすでに滞在中の方は、在ケニア日本国大使館及びご利用の旅行社・航空会社などから最新の関連情報を入手し、移動の制限による影響を受けないように注意してください。
また、8月29日下記の通り、海外安全ホームページにおいて広域情報を発出しましたのでご確認下さい。
○ギニア、リベリア、シエラレオネ及びナイジェリアにおけるエボラ出血熱の発生状況(その10)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2014C300
平成26年9月1日
日本大使館
領事・警備班
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