2012.6.25.


~渡航情報(スポット情報)~


  (件名)
ケニア:モンバサ市近郊での手榴弾爆発事件、モンバサ及びナイロビでの爆発物発見等に伴う注意喚起

 

  (内容)
1.6月24日午後10時頃,沿岸部に所在するケニア第2の都市モンバサ市近郊のバンブリ地区ミショモロニ(Mishomoroni:準スラム街)にあるバーにおいて手榴弾3発が爆発し,3人が死亡し11人が負傷する事件が発生しました。本件については未だ犯行声明は出ておらず、本件の背景、犯行組織等の詳細は判明していません。

 

2.モンバサ市内では、3月以降,手榴弾により一般市民が犠牲となる事件が続いています。6月21日にはモンバサ市のママ・ンギナ通り沿いにあるゴルフクラブで15キログラムの爆発物が発見されました。また,6月22日,在ケニア米国大使館が,同市内においてテロ攻撃の差し迫った脅威情報を得たとして,警戒を呼びかけ,米政府職員全員に対し退避するよう求めるとともに、7月1日までの米政府関係者のモンバサ市への渡航を禁止しました。

 

3.このほか、6月22日,首都ナイロビ市内にあるカワンガレ地区(準スラム街)において爆発物が発見される事案が発生したほか、同日,北東州マンデラ県のマンデラ地区において,木の上に設置された爆発物が爆発し,警官2名が怪我をする事件が発生しています。

 

4.昨年10月にケニア軍がイスラム過激派組織「アル・シャバーブ」掃討のためソマリアへ進攻して以来,「アル・シャバーブ」は,ケニア国内でテロ攻撃を実行する旨繰り返し表明しています。

 

5.ケニアに渡航・滞在される方は,上記の事情を考慮して最新の治安情報の入手に努めるとともに,これまでに爆発事件のあったナイロビ市及びモンバサ市の中心街(シティーセンター)やスラム街にあるショッピングモール,バス停,現地人の多く通うバーやレストラン,特にこれらの中で警備の薄い場所には近づかないようにして下さい。モンバサやナイロビのホテルや政府機関の建物は標的とされている可能性があるので警戒してください。また,多くの人が利用する施設(ショッピングモール,レストラン,空港等)を利用する際は,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど,自らの安全確保に努めて下さい。

 

6.また,万一に備え,海外渡航前には家族や友人,職場の同僚等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくとともに,テロ事件等に遭遇した際には,在ケニア日本国大使館に速やかに連絡を取るようお願いします。
  なお,緊急事態に備え,携帯電話にあらかじめ大使館の連絡先(電話:+254-(0)20-2898000)を登録するとともに,御質問等がある場合は,大使館領事・警備班宛(大使館領事メール:ryouji@nb.mofa.go.jp)にご連絡ください。
  ケニアに渡航・滞在される方は,最近のスポット情報及び危険情報(http://www.anzen.mofa.go.jp)を改めてご確認下さい。

 

(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
○在ケニア日本国大使館
  住所:Mara Road, Upper Hill, Nairobi, Kenya
      (P.O. Box 60202, Nairobi)
  電話: (市外局番020) 2898000(代表)
    国外からは (国番号254) 20-2898000(代表)
  FAX : (市外局番020) 2898220
    国外からは (国番号254) 20-2898220
  ホームページ: http://www.ke.emb-japan.go.jp/j-index.html


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