よくあるトラブル

平成28年6月8日

事案1.(ビジネス・ビザ)
商品の買い付けや貿易等の短期ビジネス、当地邦人企業事務所への長期出張等でケニア入国した邦人の方が、突然、警察や入国管理職員に取り調べられ逮捕されるという事案が発生しています。逮捕直前の状況は、次のとおりです。

 (1) 入国管理官が滞在先のホテルや、事務所に突然現れ旅券の提示を求める。

 (2)ナイロビ市内の路上で私服警察官に呼び止められ旅券の提示を求める。

「観光ビザで入国していながら、ビジネス活動を行っている(不法就労)」が逮捕の理由で、パスポートを取り上げた上で裁判に持ち込むと言われます。パスポートの返還を求めると金銭(数十万シリング)の支払いを要求される事案が発生しています。

→入国目的に合った査証を申請するとともに、ケニア入国審査時には、正しい査証が発給されているかについても確認して下さい。


事案2.(パスポート不携帯)
ナイロビ市内観光旅行中、私服警察官に呼び止められ、パスポートの提示を求められた邦人旅行者の方が、パスポートを所持していなかったため逮捕され取り調べを受ける事案が発生しています。釈放を求めると、金銭(数万~数十万シリング)の支払いを求められる事案が発生しています。

→パスポートの携行をお勧めしますが、スリ、置き引きなどに十分注意して下さい。
 

平成25年12月17日
在ケニア日本国大使館
領事・警備班