ケニア沿岸警備隊に対する日英共同による捜索救難能力アセスメントの実施
令和2年3月12日
- 2020年3月9日から12日にかけて,ケニアのモンバサにおいてケニア沿岸警備隊の捜索救難能力の向上に資するため,日英共同によるアセスメントを実施しました。同アセスメントには海上保安庁モバイル・コーポレーションチーム(MCT)吉田茂上席派遣協力官,中込昌樹防衛駐在官,英国沿岸警備庁フィリップ・ボストック氏他が参加しました。
- 同アセスメントは,ケニア沿岸部における捜索救難能力を高め,ケニアの海洋安全保障と経済発展に資するものです。
- 日本は長年ケニアの海洋安全保障や経済発展を支援してきており,17隻の巡視艇供与及び同運航訓練に加え,ケニアの長期開発計画「VISION2030」の旗艦事業の一つであるモンバサ経済特区の開発やモンバサ港周辺道路及び橋梁の整備,モンバサ港の整備等を行ってきました。これらの事業はケニアのブルーエコノミーや自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に資するものです。日本は引き続き,ケニアの人々や世界のパートナーと共にケニアの発展を支援していきます。

