東日本大震災追悼・復興レセプション

平成24年3月11日
スピーチを行う高田大使
コスゲイ農業大臣による挨拶
3月11日、高田稔久大使は、「東日本大震災 追悼・復興レセプション」を開催し、ケニア政府関係者や日本に縁のあるケニアの方々、各国外交団や国際機関より370名の出席を得ました。式典の最初に震災での犠牲者の冥福を祈って1分間の黙祷が行われた後、高田大使、来賓による挨拶が行われました。高田大使は犠牲者とその遺族に深い哀悼の意を示すとともに、復興再生への決意、そしてケニア及び世界各国からの支援に感謝の意を述べました。
 
コスゲイ農業大臣は、昨年深刻な干ばつ等の自然災害に見舞われたケニアに対して、震災で苦しむ日本から支援を頂いたことに感謝すると述べました。ガレット・ケニア赤十字事務局長は、日本赤十字社との連携による被災者への支援活動及びケニアにおいて日本政府が支援するケニア赤十字の人道支援活動を紹介するとともに、日本の震災後の迅速なインフラ復旧を讃えました。
震災に関する写真の展示
カゲマさんからの励ましのメッセージ
式典会場では、東北産の素材を使った食事や飲み物が振る舞われた他、震災からの復興の様子を来場者に知ってもらうために、約50枚の被災地の写真を展示しました。また、復興する日本を応援するための演目として、ケニヤッタ大学で日本語を学ぶ学生による、「上を向いて歩こう」の合唱が行われました。続いて、昨年の震災時に日本に留学中だったケニヤッタ大学のジェリ・カゲマさんは、流暢な日本語でスピーチし、最後に「頑張れ日本」と連呼し、エールを送ってくれました。