平成24年度日本NGO連携無償資金協力「循環型社会に向けたリサイクルシステム構築支援プロジェクト」((特活)アフリカ児童教育基金の会)に係る贈与契約署名

◎大使館とアフリカ児童教育基金の会との間で贈与契約の署名式を実施しました
9月5日、平成24年度日本NGO連携無償資金協力署名式典が当館にて執り行われ、高田稔久大使と特定非営利活動法人であるアフリカ児童教育基金の会(ACEF)の塩尻安夫現地代表が、「循環型社会に向けたリサイクルシステム構築支援プロジェクト」(供与限度額:222,572贈与契約所に署名を行いました。
ACEFは本資金を活用し、エンブ県において市場より排出されるゴミを分別回収し、そのうち生ゴミについて刑務所内で受刑者の労働力を活用しながら堆肥化作業を行います。それにより、受刑者が出所後社会復帰するための技能教育を通じた手助けとなるとともに、できあがった堆肥を刑務所内や市場に還元することで、3R(Reduce, Reuse, Recycle)を基本とする循環型社会システムの構築に寄与することを目指します。
◎ACEFの活動紹介
ACEFは1985年よりケニアにおいて、特に、貧しい奥地住民の子供たちの教育と健康の向上のため、「病気の子には薬を、元気な子には教育を」をモットーに、診療所と職業訓練学校の開設などの事業を実施しています。また、段階的に農業、環境などの分野にも活動の範囲を広げ、現在ではケニア東部州エンブ県、ベレー県を中心に多岐に亘る活動を行っています。
◇ケニアでの主な活動内容
(1)教育、職業訓練施設運営
(2)子供診療所及びヘルスセンター助産所の運営
(3)有機農業及び環境保全トレーニング運営
(4)ケニア最大のスラム(キベラスラム)地域での生活環境改善計画
リンク:ACEFホームページ
(http://sites.google.com/site/afrikachildreneducationfund/home )