草の根・人間の安全保障無償資金協力 2011/2012
平成25年11月5日
タイトル |
スースワ診療所建設計画に対する草の根・人間の安全保障無償資金の引渡式
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日付
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2013年11月5日
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場所
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リフトバレー州 ナロック郡 ナロック県 スースワ
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案件名
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スースワ診療所建設計画
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供与金額
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87,867米ドル (7,820,163円)
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出席者
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- 在ケニア日本国大使館 森美樹夫公使
- ナロック郡公共事業対策委員長 ジョージ メシュコ氏
- ナロック郡保健省委員長 ジョン マリンダニー氏
- ナロック郡保健省行政官 ウィルソン ガチャレ氏
- ナロック郡議会議員 キパス レングェ氏 他郡関係者
- 団体(BARAA)代表 アベネゴ カシム氏
- 団体(CBO)代表 ジョセフ マシンデ氏 他委員
- 地元若者演劇グループ パモジャ
- スースワ住民
合計約70名
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概要
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2012年3月に贈与契約の署名式を行った「スースワ診療所建設計画」がこのほど完了し、森公使が出席され引渡式が行われました。
本計画では、30kmの遠距離にしか医療施設がなく、病人や異常分娩の妊婦の搬送に困窮していたスースワの住民が、近隣での医療を可能にするように、診療所・医療スタッフ宿舎・トイレを建設し、医療器具・家具・貯水タンクおよびソーラー電気を設置し、診療所建設を行いました。
会場に到着後、森公使は、建設された診療所施設を視察し、その後、テープカットを行い、団体関係者らと共に記念の植樹を行いました。続いて地域住民による感謝と喜びを込めた歌と踊りで式が始まり、地域若者演劇グループ・パモジャによるHIV患者に対する偏見および、診療所での出産を促す寸劇が行われ、会場は盛り上がりました。 また、ナロック郡公共事業対策委員長・ジョージ メシュコ氏をはじめ、多くの来賓の方々からのスピーチで、日本の支援について謝辞が述べられました。
これに対し森公使は、スピーチの中で、本計画完了のために様々な問題に直面したであろう関係者の労をねぎらい、当診療所の完成により住民の健康が促進されることはもちろん、スースワ地区の今後のさらなる発展に期待したいと述べました。引渡し式当日は、当診療所において地域住民を対象に血圧・血糖値・HIVの診断が行われました。
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