草の根・人間の安全保障無償資金協力 2011/2012

平成24年3月7日
マサイ族の衣装を贈られた高田大使
マサイ族の女性たちによる歓迎の歌と踊り
タイトル

スースワ診療所建設計画に対する草の根無償資金の贈与契約署名式

日付

2012年3月7日

場所

リフトバレー州ナロック県スースワ

案件名

スースワ診療所建設計画

供与金額

US$ 87,867

出席者

計約50名

概要

 

 

 

 

 

 

ナロック県スースワにおいて、スースワ診療所建設計画に対する草の根・人間の安全保障無償資金の贈与契約署名式が行われ、高田大使とバプティスト・アフリカ救援機関の代表カッシム氏が87,867米ドルの贈与契約に署名しました。贈与された資金により、近隣に医療機関の存在しないスースワ地区に診療所・職員住居・衛生施設等を建設し、また医療機材を購入します。


式典では、地元のマサイ族女性グループによる歌と踊りが披露され、高田大使に感謝の印としてマサイ族の衣装と、マサイ語で「食べるものに困らない」という意味のMepukoriという名前が贈られました。


また来賓によるスピーチが行われ、カッシム氏は、住民の積年の願いであった診療所建設に対する日本の支援への感謝を述べ、期限内かつ円滑な案件の完了を約束しました。ナロック県長官は、過去に日本が支援したナロック希望の塔VCTセンター拡張計画(H21案件)と本案件への謝辞と、本案件の実施・運営に行政として協力していくことを約束しました。


これに対し高田大使バプティスト・アフリカ救援機関が、本案件が草の根無償資金を得たことへの祝辞と、本案件実施及び運営に対するナロック県及び関係者の協力依頼、速やかな完了への期待が述べられました。

 

写真

出席者を前にスピーチする高田大使
贈与契約に署名する高田大使(右)とカッシム氏
署名した贈与契約書の交換