草の根・人間の安全保障無償資金協力 2011/2012

平成24年5月8日
ヘルス・センターに向かう道では児童たちが歌で一行を歓迎
ポコット族の歓迎の踊りに加わる山田公使(右から3人目)とキリモ副大臣(左から3人目
タイトル

チェソンゴッチ・ヘルスセンター拡張計画 竣工式

日付

2012年5月8日

場所

リフト・バレー州マラクウェット県チェソンゴッチ

案件名

チェソンゴッチュ・ヘルスセンター拡張計画

供与金額

US$ 106,323

出席者

計約500名

概要

 

 

 

 

 

 

2011年3月に署名された贈与契約に基づいて実施されていた、チェソンゴッチ・ヘルスセンター拡張計画のすべての作業が完了し、この度竣工式が盛大に行われました。本計画は、外科手術が可能な最寄の病院まで60kmという僻地にあるヘルスセンターに、手術室の建設及び必要器材の購入、また既存のレントゲン室整備の支援を行い、近隣住民の医療アクセスの改善を図るものです。


竣工式当日は、まずコリール司教が完成した手術室棟にキリスト教の祝福を与える儀式を執り行い、引き続き、山田公使、キリモ副大臣及びコリール司教によってテープカットが行われました。手術室棟ではマイケル・メアリー伝道会ケニア代表が草の根無償資金によって新たに購入された各器材や設備の説明を来賓に行いました。続いてレントゲン室でも同様に祝福を与える儀式が行われた後、来賓は施設の内部を見学しました。


来賓による植樹の後の式典では、チェソンゴッチ・ヘルスセンター代表のシスター・ベネディクト、マイケル・メアリー代表、マラクウェット県知事、コリール司教、キリモ副大臣と順にスピーチを行い、日本政府への謝辞が述べられました。


最後に山田公使が本計画の完成に対する祝辞と、新たに建設・購入された施設によって当ヘルスセンターが医療サービスを必要としている近隣の人々の希望の灯火となることを期待する、と述べられました。


また、2011年3月18日に行われた贈与契約署名式の際に、出席者が東日本大震災に見舞われた日本のために祈りを捧げてくれたことへの感謝も伝えられました。

 

写真

完成した手術室棟に祝福を与えるため聖水をまくコリール司教
(左から)山田公使、キリモ副大臣、コリール司教によるテープカット
マイケル・メアリー代表(左から2人目)を交えて、入り口に掲げられた記念プレートの前で
完成した手術棟
完成した手術棟
草の根資金によって購入された手術台
式の最後に祝辞を述べる山田公使