高田大使の中央医学研究所(KEMRI)視察

平成25年2月6日
年次総会開会式スピーカー
ムポケKEMRI所長のスピーチ
本使のスピーチ
本部事務所棟
本部事務所棟2
2013年2月6日,高田大使は,KEMRIの年次総会に主賓として招待され,同総会の開会式に出席すると共に,KEMRIの活動の様子を視察しました。
 
KEMRIはアフリカにおける主導的な医学研究機関で,日本の長崎大学を初めとする様々な国際的な研究機関と共同研究を行うなど,ケニアそして世界の感染症等を減らすためにたゆまぬ研究を続けています。

日本政府(JICA)はKEMRIに対して,1979年に無償資金協力の実施を決定し,施設・機材の整備によって設立支援を行いました。また,これを皮切りに,2006年までの27年間,320名以上の専門家を派遣して技術的な協力を行ったり,90名程のKEMRI研究員を日本へ研修のために派遣したりと,ハード面でもソフト面でも,継続的な協力を行ってきています。その結果,現在のKEMRIは,プロジェクト関係者を含めて4,000人以上を擁する一大組織となり,ケニアの保健状況の向上を支えています。

なお,現在日本政府(JICA)は,技術協力プロジェクトという形でKEMRIと長崎大学との共同研究を支援しており,黄熱病やリフトバレー熱などの診断キットの開発・普及等を目指しています。
 

<KEMRI視察>

2001年に森首相(当時)が訪問した際の記念プレートが飾られていました
研究室の様子機材は日本が供与した物がほとんどです
ケニアで最初に設置されたP3レベルの研究施設
日本の支援を示すプレートが至る所に掲げられていました。
製造施設
製造施設内部平成23年度技術協力プロジェクト(現在実施中)の説明展示
日本の支援を示すプレート
製造施設内部構造の説明を受ける高田大使

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製造施設内部の様子
KEMRI訪問に関する記帳を行う高田大使