草の根・人間の安全保障無償資金協力 2013/2014
平成26年11月12日
タイトル | ルングルエニ小学校拡張計画に対する草の根・人間の安全保障無償資金の引渡し式典 |
日付 | 2014年11月12日(水) |
場所 | マチャコス郡 マシンガ県 ルングルエニ地区 |
案件名 | ルングルエニ小学校拡張計画 |
供与金額 | 119,569ドル (9,804,658円) |
出席者 |
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概要 | 2013年11月に、贈与契約署名式を行った「ルングルエニ小学校拡張計画」がこのほど完了し、マチャコス郡マシンガ県ルングルエニ小学校において、引渡し式が行なわれ、マチャコス郡・教育・青少年・社会福祉担当大臣、ルース・ムトゥア・ムニュオキ女史(マチャコス郡知事代理)と寺田大使が出席しました。 本計画では、児童および教師により良い学習環境を提供するために、7教室、職員室1棟、トイレ6基の建設と、生徒および教員用家具、貯水タンク3基の設置を行い電気を導入しました。 1973年に設立され、2011年に正式に公立小学校として登録された同校は、教室の老朽化と教室数の不足から、近隣の職業訓練校の教室を借りて授業が行われていました。また、先生達は、狭い部屋で授業の準備を強いられており、学校環境の改善が必要となっていました。 寺田大使は式典会場に到着後、ルース・ムトゥア・ムニュオキ教育・青少年・社会福祉担当大臣やジョージ・キオコ・ルカ公共事業担当大臣らと共に銘版の除幕と記念植樹を行い、新しく建設された学校施設を視察しました。その後、ルングルエニ小学校児童達による日本語の歌、「若者たち」やカンバ族の踊りで式が始まり、両大臣や国会議員をはじめ、来賓の方々から、日本の友好的な支援に対する謝辞が述べられました。 これに対し寺田大使は、建設完成までの学校およびその他の関係者の尽力をねぎらい、本案件が成功裏に完了したことに対して感謝の言葉を述べました。また児童達には、関係者の方々の大きな支援を忘れることなく学習に励み、成績の向上を目指してくださいと激励しました。 また、日本を知ることとなった本プロジェクトを通じて、児童や地域の方々が外国に対する関心を高める事を希望すると述べました。 さらに、教育は国作りの基本であることを伝え、日本政府は、ケニアの教育水準を引き上げる協力をするために、若者の支援とともに、アフリカの教師トレ-ニングも行っていくと述べました。最後に寺田大使は、新しくなったルングルエニ小学校から、未来のケニアと世界のリーダーが輩出されることを希望すると述べました。 |