草の根・人間の安全保障無償資金協力 2013/2014
平成26年5月15日





タイトル | マピモ青年技術訓練学校整備計画に対する草の根・人間の安全保障無償資金の施工開始式典 |
日付 | 2014年5月15日(木) |
場所 | キリフィ郡 マガリニ県 ゴンゴ-ニ地区 |
案件名 | マピモ青年技術訓練学校整備計画 |
供与金額 | 120,375ドル (9,750,375円) |
出席者 |
合計約650名
|
概要 | 2013年2月に、贈与署名式を行った「マピモ青年技術訓練学校整備計画」がこのほど完了し、キリフィ郡マガリニ県ゴンゴーニ地区において引渡式が行われ、森公使が出席しました。 本計画では、地域の若者に質の高い職業技術訓練を提供するために、電気技術と自動車技術用の実習室2棟、調理・接客サービス技術実習室1棟、職員棟1棟および、トイレ4基の建設を行いました。 マピモ青年職業訓練学校は、小学校を卒業または中退した児童に、職業技術訓練を行うことを目的とし、1979年に地元のカトリック教会の支援を得て公立の職業訓練学校として設立されました。現在、洋裁・石工煉瓦・溶接・調理・大工・美容・電子機器・冷蔵空調・自動車・電気の10コースの技術訓練を行っています。 同校は、教育省により職業訓練学校のもっとも優秀な学校の一つと認められ、ケニア試験審議会のモデル校に選ばれました。その後、訓練機材や材料等の提供を受けましたが、各コースの訓練を行う実習室不足に困窮していました。 森公使は式典会場に到着後、アマソン キリフィ郡知事と共に銘版の除幕とテープカットを行い、新しく建設された技術訓練施設を視察しました。その後、記念植樹と地元の方々や生徒達にミジケンダ族の伝統音楽や踊りで式が始まり、郡知事をはじめ、来賓の方々から、日本の寛大な支援に対する謝辞が述べられました。 これに対し森公使は、建設完成までの団体および建設関係者の尽力をねぎらい、本案件が成功裏に完了ことに対して感謝の言葉を述べました。また、同校の前向きな努力に感銘を受けるともに、若者に対する支援が地域全体の雇用や起業および経済発展に寄与することを希望すると述べました。 さらに、昨今の安倍総理のアフリカでのスピーチの中でも強調されている、ABEイニシェティブ( African Business Education Initiative for youth):「アフリカの若者に対する経済および教育支援構想」に言及し、日本政府は、アフリカのリーダーを養成するための教育分野や若者の経済的自立に貢献できる支援を強化継続していくと述べました。 |
写真








おすすめ情報

