渡航情報(スポット情報)
ケニア:モンバサにおける暴動事件の発生に伴う注意喚起
(内容)
1.8月27日、ケニア第2の都市である沿岸州モンバサ県モンバサ市において、イスラム教宗教指導者の殺害事件を発端とし、デモが発生し、暴徒化した群衆によるキリスト教会への侵入・破壊行為、商店への略奪行為、歩行者への投石行為(1人死亡)、政府車両の破壊、道路封鎖などの暴動事件が発生しています。また、8月28日も、モンバサ市内中心部で同宗教指導者殺害を巡るデモが発生し、デモ参加者の投てきした手榴弾の爆発により、警察官が2人死亡(ほか16人負傷)しています。
2.今回の暴動事件は、イスラム過激派組織「アル・シャバーブ」を支援していたと言われる宗教指導者の殺害事件が発端であることから、今後、「アル・シャバーブ」による報復テロ攻撃が発生する可能性も否定できません。モンバサ市内における暴動は、宗教対立の様相を呈し、今後も被害が拡大する怖れもあります。モンバサ市内及び近郊に滞在する方は、報道等からの最新の情報入手に努めるとともに、暴動が収束へ向かうまでの当面の間は、不要不急の外出を控えて下さい。外出時においては、デモが行われている場所及びデモの標的とされる政府関係施設、治安関係施設、宗教施設等を避け、公園・広場・商店など人が多く集まる場所に行くときは周囲の状況に十分注意を払い、万一、デモ等に遭遇した場合には速やかに避難するなど、自らの安全確保に努めてください。
3.モンバサへの渡航を予定している方については、報道等からの最新の情報入手に努めるとともに、暴動が収束へ向かうまでの当面の間、不要不急の渡航を控えてください。
4.なお、ケニアに渡航・滞在される方は、最近のスポット情報及び危険情報(http://www.anzen.mofa.go.jp/) を改めてご確認ください。
(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
○在ケニア日本国大使館
住所:Mara Road, Upper Hill, Nairobi, Kenya
(P.O. Box 60202, Nairobi)
電話: (市外局番020) 2898000(代表)
国外からは (国番号254) 20-2898000(代表)
FAX : (市外局番020) 2898220
国外からは (国番号254) 20-2898220
ホームページ: https://www.ke.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html