草の根・人間の安全保障無償資金協力 2013/2014

平成26年4月25日
銘版の除幕とテープカットを行う寺田大使とジェラルド・ギティンジ キアンブ郡副知事
銘版の除幕とテープカットを行う寺田大使とジェラルド・ギティンジ キアンブ郡副知事
血圧測定を受ける寺田大使
両国国歌斉唱を行う来賓
タイトル ネーマ病院拡張・機材整備計画に対する草の根・人間の安全保障無償資金の引渡式
日付 2014年4月25日(金)
場所 キアンブ郡 ・ルイル県・ゲソライ地区・カハワシュカリ
案件名 ネーマ病院拡張・機材整備計画
供与金額 122,810米ドル   (9,947,610円)
出席者
合計約400人
概要 2013年2月に、贈与署名式を行なった「ネーマ病院拡張・機材整備計画」がこのほど完了し、キアンブ郡ルイル県カハワシュカリにおいて引渡式が行われ、寺田達志大使が出席しました。
 
本計画では、地域の住民の健康を改善するために、分娩室・新生児室などを含む産科病棟と小児科病棟及び入院病棟が設備された新しい病棟を建設し、医療機材を設置しました。同病院では、これまで低診察料での外来診療のみが地域住民に提供されていましたが、ルイル県においても、低料金での医療アクセスが可能になり、女性も病院で安心して出産できるようになりました。

寺田大使は式典会場に到着後、ジェラルド ギティンジ、キアンブ郡副知事と共に銘版の除幕とテープカットを行い、病院内を視察しました。その後、地元の高校生による歌で式が始まり、エスター ガソゴ国会議員をはじめ、来賓の方々から、日本の支援に対する謝辞が述べられました。

これに対し寺田大使は、スワヒリ語で挨拶を行い会場を沸かせました。その中で、病院の完成までの団体関係者の尽力をねぎらい、本案件が成功裏に終わったことに対して感謝の言葉を述べました。また、日本政府は、出生時及び教育分野などにおける人間の安全保障に関する活動を継続的に支援していることを伝え、ネーマ病院が人々の健康を改善するだけでなく、社会全体の福祉の向上に寄与することに期待すると述べました。
 

写真

地元高校生による歌の披露
本案件の説明を行うネーマ病院創設者・ルーク氏
スピーチを行うアゲリー・アイロ・WBN 責任者(左)とピーター・カランジャ郡議会議員(右)
スピーチを行うアゲリー・アイロ・WBN 責任者(左)とピーター・カランジャ郡議会議員(右)
日本の支援に対して謝辞を述べるエスター・ガソゴ国会議員(左)とジェラルド副知事(右)
日本の支援に対して謝辞を述べるエスター・ガソゴ国会議員(左)とジェラルド副知事(右)
スピーチを行う寺田大使
ネーマ病院の鍵の引渡しを受ける団体関係者

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日本政府の支援により完成したネーマ病院新病棟