草の根・人間の安全保障無償資金協力 2011/2012
平成24年6月5日
タイトル |
聖ジョセフ・ワーカー精神障害および癲癇児童のための施設拡張計画 引渡し式
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日付
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2012年6月5日
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場所
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ウエスタン州 カカメガ・ノース県 マラバ
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案件名
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聖ジョセフ・ワーカー精神障害および癲癇児童のための施設拡張計画
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供与金額
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103,625米ドル(8.5百万ケニアシリング)
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出席者
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- 在ケニア日本国大使館 山田公使
- 青年海外協力隊 安部友子隊員
- カカメガ・ノース県 オモンギ知事
- マラバ教区代表 ダルワラ神父
- 聖ジョセフ・ワーカー精神障害および癲癇児童のための施設代表ジョサファット・リハービ修道士
- 保護者、教会関係者、地域住民など
合計約200名
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概要
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ウエスタン州カカメガ・ノース県マラバにおいて、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力により実施された「聖ジョセフ・ワーカー精神障害および癲癇児童のための施設拡張計画」の引渡し式が華やかに開催され、山田公使が出席しました。
2011年3月に、草の根・人間の安全保障無償資金103,625米ドルの支援を受け、キリスト教慈善団体「シスターズオブメリー・コミュニティー保健と開発」は、当施設敷地内に、教室・訓練室、リハビリ室(体育館)、トイレ・浴室を建設するプロジェクトを実施しました。本プロジェクトによって、受け入れ可能児童数が、54人から100人へ増加し、児童は、食事、身支度、入浴といった日常生活に必要な動作の訓練をはじめ、将来社会で自立できるよう、織物、かご細工、編み物等の創作技術を学んでいます。
本施設の児童による歌とダンスの披露で始まった式典では、山田公使によるテープカットに続き、建設された設備の視察が行われ、公使は、これら設備が意図した目的に適って既に活用されており、喜ばしいと伝えました。そして、記念植樹を終えた後、来賓及び本プロジェクト関係者がスピーチを述べ、地域で暮らす障害者の窮状改善に貢献する日本の支援に感謝の意を表しました。
山田公使は、本プロジェクトの完了に対する祝辞に加え、「障害者は、尊厳と敬意を以て対応されなければならない」と保障するケニア憲法に基づいた国家政策が成されるよう、日本は支援を行うと語りました。最後に、本プロジェクトにより、地域社会において、障害者に必要なのは同情ではなく自信であるとの認識が広まることを期待すると述べました。
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