草の根・人間の安全保障無償資金協力 2014/2015

平成27年3月3日
タイトル 聖ルーシー中等視覚特別支援学校学生寮建設計画に対する草の根・人間の安全保障無償資金の施工開始式典
日付 2015年3月3日
場所 メルー郡 イメンティ・サウス県 イゴジ地区 クイリ区 
案件名 聖ルーシー中等視覚特別支援学校学生寮建設計画
供与金額 87,361 米ドル (8,474,017円)
出席者
合計約100名
概要 2015年2月に在ケニア日本大使館にて贈与契約署名式を行った「聖ルーシー中等視覚特別支援学校学生寮建設計画」の起工式がこの度行なわれました。  

本計画では、学生寮の建設(128室)及び寮室用の二段ベッド(64台)が供与されます。本計画により、これまでやむなく小学校の寮を利用していた中学生の学習環境が改善される見込みです。

式典では、聖ルーシー中等視覚特別支援学校に通う学生によるスピーチや合唱等があり、参加者全員でお祝いをしました。

寺田大使からは、昨年450件に及ぶ応募のあった「草の根・人間の安全保障無償資金」プロジェクトの一つに、本案件が選ばれたことへの祝辞が述べられました。また、本計画を実行する上で大使館として最大限の支援を行っていくことを約束し、本プロジェクトの成功を祈りました。

寺田大使のスピーチの締めくくりとして、安倍総理のアフリカ政策スピーチの一節に触れ、日本政府はアフリカ支援に対し、若者の活躍にも重点を置いていることを紹介しました。

本プロジェクトは、2016年3月までに完成する予定です。

写真

寺田大使から聖ルーシー中等視覚特別支援学校校長(シスター・マリー氏)に87,361USDの小切手が手渡される場面
詩を朗読する学生(後ろは聖歌隊)
一列目(左から右)
  メルー郡教育担当官 シラス・ギトンガ氏、
  メルーカトリック教区司教 サレシオス・ムガンビ氏、
  在ケニア日本国大使館 寺田達志大使、
  聖ルーシー中等視覚特別支援学校校長(シスター・マリー氏)、
  学校運営委員長(スタンレー・クウラ氏)
  聖ルーシー初等視覚特別支援学校校長(マリー・ムワンガ氏)
  メルー郡長官補佐 (マリー・ムワンギ氏) 

 

二列目 学校運営委員、同校教員・児童

行進する学生の様子を見学する寺田大使
「起工式」の名のとおり、地面を掘る寺田大使