開発協力プレスツアーの実施(ナイロビ)
平成27年7月10日



2015年7月10日(金),首都ナイロビ市内において,当館主催の開発協力広報プレスツアーを実施しました。
このツアーは,7月16日(木)開催予定の「日・ケニア官民インフラ会議」とあわせて,日本の「質の高いインフラ」をケニア国内に広く周知し,その理解の醸成を図ることを目的としており,具体的には,当地メディアに,ナイロビにおける日本の取組を視察する機会を提供することで,日本の開発協力への理解を深めてもらい,またそれを広くケニア国民に伝えてもらおうとしたものです。
今回のプレスツアーでは,地元主要テレビ・ラジオ局(KBC:Kenya Broadcasting Corporation(国営放送))のクルー,現地主要新聞紙であるNation紙,The Star紙,The Standard紙及びPeople Daily 紙の記者が参加し,日本の開発協力で整備された「ナイロビ西部環状道路」を視察しました。この環状道路は,日本政府の無償資金協力「ナイロビ西部環状道路開発計画」(ナイロビ市)により,ナイロビ市内で分断されている主要3道路を繋げたものであり,人口の急増に伴う深刻な交通渋滞の緩和に貢献しています。また,この環状道路は,同じく日本政府の技術協力「道路メンテナンス業務の外部委託化に関する監理能力強化プロジェクト(フェーズ2)」で支援しているケニア版の性能規定型維持管理方式(例えば道路を管理する場合に、清掃の回数などを指定するのではなく、道路を常に綺麗な状況に保つ(一定の管理水準をクリアさせる)よう管理すること)により維持管理がなされているとともに,日本製の道路鋲(キャッツ・アイ)をパイロット・プロジェクトとして導入し,インフラの質を向上させています。
ツアーには,大使館員に加え,国際協力機構(JICA),日本人コンサルタント及びケニア政府関係者(ケニア都市道路公社総裁及びケニア国道公社)が同行し,事業の詳細を説明しました。また,一般の道路と日本の支援で整備された道路を順番に移動するルートをとったことで,参加者の皆様にも質の違いが実感できる視察となりました。
さらに,本ツアーでは,本環状道路施工中の事故により亡くなった施工会社(株)NIPPOの綿貫亨所長を偲び,同道路の一部区間が,綿貫氏の名前にちなんで“Cotton(綿)Avenue”と命名されたことや,本道路が日・ケニア二国間の架け橋であることを示すエピソード等を現地メディアに紹介しました。
この結果,参加者全員から「日本の開発協力への理解が深まった。」という評価をいただくとともに,ツアー終了後,現地新聞に本ツアー及び日本の開発協力に関する報道が複数件掲載されました。
このツアーは,7月16日(木)開催予定の「日・ケニア官民インフラ会議」とあわせて,日本の「質の高いインフラ」をケニア国内に広く周知し,その理解の醸成を図ることを目的としており,具体的には,当地メディアに,ナイロビにおける日本の取組を視察する機会を提供することで,日本の開発協力への理解を深めてもらい,またそれを広くケニア国民に伝えてもらおうとしたものです。
今回のプレスツアーでは,地元主要テレビ・ラジオ局(KBC:Kenya Broadcasting Corporation(国営放送))のクルー,現地主要新聞紙であるNation紙,The Star紙,The Standard紙及びPeople Daily 紙の記者が参加し,日本の開発協力で整備された「ナイロビ西部環状道路」を視察しました。この環状道路は,日本政府の無償資金協力「ナイロビ西部環状道路開発計画」(ナイロビ市)により,ナイロビ市内で分断されている主要3道路を繋げたものであり,人口の急増に伴う深刻な交通渋滞の緩和に貢献しています。また,この環状道路は,同じく日本政府の技術協力「道路メンテナンス業務の外部委託化に関する監理能力強化プロジェクト(フェーズ2)」で支援しているケニア版の性能規定型維持管理方式(例えば道路を管理する場合に、清掃の回数などを指定するのではなく、道路を常に綺麗な状況に保つ(一定の管理水準をクリアさせる)よう管理すること)により維持管理がなされているとともに,日本製の道路鋲(キャッツ・アイ)をパイロット・プロジェクトとして導入し,インフラの質を向上させています。
ツアーには,大使館員に加え,国際協力機構(JICA),日本人コンサルタント及びケニア政府関係者(ケニア都市道路公社総裁及びケニア国道公社)が同行し,事業の詳細を説明しました。また,一般の道路と日本の支援で整備された道路を順番に移動するルートをとったことで,参加者の皆様にも質の違いが実感できる視察となりました。
さらに,本ツアーでは,本環状道路施工中の事故により亡くなった施工会社(株)NIPPOの綿貫亨所長を偲び,同道路の一部区間が,綿貫氏の名前にちなんで“Cotton(綿)Avenue”と命名されたことや,本道路が日・ケニア二国間の架け橋であることを示すエピソード等を現地メディアに紹介しました。
この結果,参加者全員から「日本の開発協力への理解が深まった。」という評価をいただくとともに,ツアー終了後,現地新聞に本ツアー及び日本の開発協力に関する報道が複数件掲載されました。
当日の日程 | |
09:15 | 記者ブリーフィング 1. プレスツアー全体説明 2. ナイロビ西部環状道路 概要説明 3. 道路メンテナンス事業 概要説明 4. 質疑応答等 |
10:30 | 大使館出発(Arwings Kodhek Road等、質の違いを実感できるルートを移動) |
11:00 | 現場視察 <No.6ラウンド・アバウト付近> 1. ナイロビ西部環状道路 視察&説明 2. 道路メンテナンス事業 視察&説明(パイロット・プロジェクト地に徒歩で移動) 3. KURA総裁代行コメント&インタビュー <Lenana Roadとの交差点付近> 4. "Cotton Avenue"サイン |
12:30 | 大使館着 |
13:00 (~14:00) |
意見交換会(ランチ・ミーティング) |



