草の根・人間の安全保障無償資金協力 平成27年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力2案件の贈与契約署名式開催

平成28年2月4日
寺田大使とアナンダ・マルガ国際救援団関係者による記念撮影
両団体及び大使館関係者との記念写真
寺田大使とブルゲイ中等学校関係者による記念写真
寺田大使に案件の説明を行う代表者のクマール氏
贈与契約後に握手を交わす寺田大使とクマール氏
タイトル 平成27年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力2案件の贈与契約署名式開催
日付 2016年2月4日
場所 在ケニア日本国大使館
案件名/
供与金額
  1. マリンディ・コミュニティ・ヘルスケアセンター建設計画 (90,906米ドル)
  2. ブルゲイ中等学校における実践教育施設建設計画 (72,487米ドル)
出席者
【概要】
 平成27年度の草の根・人間の安全保障無償資金協力案件に関する贈与契約署名式が、在ケニア日本国大使館において行われ、寺田大使と被供与団体の代表者が贈与契約を締結しました。被供与団体代表者からは、案件の説明及び地域住民への裨益効果、日本政府に対する謝辞が述べられました。贈与契約が行われた2案件の分野と内容は、以下のとおりです。
  
  分野 案件名 被供与団体 郡/県
1 保健 マリンディ・コミュニティ・
ヘルスケアセンター建設計画
アナンダ・マルガ
国際救援団
キリフィ郡
マリンディ県
2 教育 ブルゲイ中等学校における
実践教育施設建設計画
ブルゲイ中等学校 ナクル郡
ロンガイ県
                                     
 寺田大使は被供与団体に対し、たくさんの応募の中から両案件が選ばれたことに対する祝辞を述べました。また、日本とケニアのこれまでの友好関係について説明した後、8月にケニアで開催されるTICAD(アフリカ開発会議)についても言及し、今年は両国にとって極めて重要な1年になることを伝えました。また、両案件が期限内に完成することを通じて、ケニアにおけるTICADの開催を共に祝いたいと述べました。両案件の完成期限は、2017年2月3日です。
 
 贈与契約署名式が終わると、被供与団体関係者は生まれて初めての日本食を堪能しました。ナイロビ中心街やナイロビ市内のショッピングモールに出店しているTERIYAKI JAPAN(株式会社トリドール)の鶏のテリヤキ弁当をお箸を使いながら、食べました。被供与団体関係者は、初めて食べる日本食に大変満足している様子でした。
 

写真

 

1.アナンダ・マルガ国際救援団

2.ブルゲイ中等学校

寺田大使に学校関係者を紹介する校長のモマニ氏
贈与契約後に握手を交わす寺田大使とモマニ氏

3.昼食を兼ねた意見交換会

初めて鶏のテリヤキを食べる被供与団体関係者と歓談する様子
初めて鶏のテリヤキを食べる被供与団体関係者と歓談する様子