草の根・人間の安全保障無償資金協力 「警察車両配備によるナイロビ市民の治安環境改善計画」

平成28年7月22日
ジョエル・キティリ警察副長官の事務所で来客者名簿にサインする植澤大使
贈与契約署名式後に握手を交わす植澤大使とキティリ警察副長官
贈与契約書にサインする植澤大使とキティリ警察副長官
タイトル 平成28年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力案件の贈与契約署名式開催
日付 2016年7月22日
場所 ケニア警察部局本部
案件名/
供与金額
警察車両配備によるナイロビ市民の治安環境改善計画
(450,122米ドル)
出席者
【概要】
 平成28年度の草の根・人間の安全保障無償資金協力案件に関する贈与契約署名式が、ケニア警察部局本部において行われ、植澤大使とキティリ警察副長官が贈与契約を締結しました。本案件では、ナイロビ市民の治安環境の改善に役立てるために、新車の日本車合計17台(セダン13台、SUV2台、二輪車2台)がケニア警察部局に供与され、ナイロビ郡で使用されます。供与金額は、450,122米ドル(49,513,420円)です。案件の分野と内容は、以下のとおりです。
  
案件名 被供与団体 供与額
警察車両配備によるナイロビ市民の治安環境改善計画 ケニア警察部局 450,122 米ドル
(49,513,420円)
 
 植澤大使は、式典の中で、ナイロビ郡は犯罪率の高い地域であり、ナイロビ市民の治安環境を改善するために、本件で供与される車両が最大限活用されることを期待している旨、伝えました。加えて、来月(2016年8月)ナイロビで開催される「第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)」についても言及しました。今回で、第6回目を迎えるTICAD会議がアフリカの地で開催される初めての機会となるため、 開催期間中は安全を確保することが何よりも重要であり、会議を成功させるために、ケニア警察部局から最大限の支援を賜りたい旨、キティリ警察副長官に要請しました。                                    
 
 キティリ警察副長官からは、日本政府に対する謝辞が述べられるとともに、ケニア警察部局は、TICAD会議の安全確保に向けて既に準備を進めていることを植澤大使に伝えました。
 

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