87草の根・人間の安全保障無償資金協力 (「聖アンナ女子小学校寮拡張計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力の引渡式典)

平成29年6月16日
銘板の除幕を行う石川書記官と児童
視察を行う石川書記官、校長先生及び児童
日本大使館を歓迎する児童
タイトル 「聖アンナ女子小学校寮拡張計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力の起工式典
日付 2017年6月16日
場所 カカメガ郡 ムミアス県 ムミアス中央地区 
案件名 聖アンナ女子小学校寮拡張計画
供与金額 85,321米ドル (9,385,310円)
出席者
合計約2,000 名
概要  2017年6月16日に「聖アンナ女子小学校寮拡張計画」の引渡式典がカカメガ郡ムミアス県ムミアス中央地区で行われ、石川一等書記官及びムミアス県の政府関係者が出席しました。
 
本案件では、聖アンナ女子小学校へ85,321米ドル (9,385,310円)が供与され、
女子児童の寮生活環境の改善を目的として女子寮2棟を建設しました。
同校は1938年にカトリック教会の支援によって設立され、優秀な女子児童を多数輩出してきました。以前使用されていた寮は老朽化が進み、計750名の児童が押し込められている状態でした。
 
引渡式典は女子児童による伝統的な踊りで始まり、それに続く来賓のスピーチでは、日本国政府及び日本国民の支援に対する謝辞が述べられました。
 
石川一等書記官は、本案件が成功裏に終わったことに対して感謝と賛辞の言葉を述べるとともに、日本国政府がケニアにおいて支援してきた教育案件について触れ、これまで学校の建設に加えて人材開発の支援も重視してきたことを述べました。また、今回寮生活環境を改善したことによって、女子児童の学力が向上することと将来的に地域の発展に貢献できるような女性リーダーが同校から現れることを期待する旨を述べました。
 
スピーチの結びの言葉として、式典参加者全員の健康とご多幸、繁栄を祈念しました。
 
 

写真


記帳を行う石川書記官

記念植樹を行う石川書記官

銘板の除幕を行う石川書記官

寮内を視察する石川書記官

トイレを視察する石川書記官

スピーチを行うアリュバ校長

スピーチを行うムミアス県教育担当官
カタム氏

スピーチを行うムミアス教区司祭ムヨンガ氏

スピーチを行う青年海外協力隊の古藤さん

スピーチを行う石川書記官

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草の根・人間の安全保障無償資金協力の支援によって建設された女子寮2棟