「日・ケニアビジネス対話」第2回会合の開催

令和2年3月12日
3月12日,堀江大使及びイキアラ・ケニア投資庁長官は共同議長として,日・ケニア間における投資・貿易拡大等のビジネス促進に向けた取組について協議を行うことを目的とした「日・ケニアビジネス対話」の第2回会合を行いました。
 
堀江大使より,近年のケニア市場への注目度の増加に伴う日系進出企業数の増加,日本の官民によるODAやイベントを通じた農業及び製造業への支援実績並びにケニアでのビジネス環境の改善とモンバサ経済特区の成功へのケニアの協力の必要性について発言しました。
 
また,イキアラ長官より,アボカド,パッションフルーツの日本への輸出解禁の早期実現,ケニア企業と日本企業の協力による製造業の拡大及び日本・アフリカ地域への貿易拡大に向けた協力の必要性について言及がありました。
 
この会合には,日・ケニアビジネス対話のメンバーとして,日本側から森在ケニア日本商工会長,直江JETROナイロビ事務所長,小森JICAケニア事務所所長及び日本企業多数が出席し,ケニア側からンヨンガ産業化・貿易・企業開発省ビジネス環境民間開発局局長補,アブバカール財務・計画省マクロ企画国際協力局局長代行,キマミ植物検疫所長,オドンゴ・ケニア民間セクター連盟貿易投資マネージャー,マシンデ・ケニア商工会議所貿易マネージャー及びンジョグ・ケニア製造業協会コンサルティング長等が出席しました。
 
以下について対話が行われました。
  1. 在ケニア日本企業がケニアでのビジネスをする上で抱える4つの課題の状況報告と今後の対処方針
  2. ビジネス対話を拡充するための日本政府の新たな取組の報告
  3. ビジネス対話(子会)の進捗報告
  4. ケニアから日本等への輸出に関する問題の状況と今後の方向
 
※2019年8月に開催されたTICAD7において,ケニヤッタ大統領と安倍総理との間で日・ケニアビジネス対話の発足が合意されたものです。
 
     

     
 
以上