対ケニア無償資金協力「難民キャンプ及び受け入れコミュニティにおける女性の強靭化計画(UN Women連携)」に関する書簡の交換

令和3年2月10日
2月10日、堀江良一大使は、アンナ・ムタバティ国連女性機関(UN Women)ケニア事務所代表との間で無償資金協力「難民キャンプ及び受入コミュニティにおける女性の強靭性強化計画(UN Women連携)」に関する交換公文(供与額:約4.9億円)への署名と書簡の交換を行いました。
 
本事業では、コミュニティリーダーや男性グループを含む複数のグループへの普及啓発キャンペーンを通じて、過小評価されている女性や女児の状況への気づきを促すことを目的にしています。また、ケニア政府、トゥルカナ及びガリッサ郡政府、関連する国連機関、そして日本のNGOや民間企業など、さまざまな関係者と連携して実施されます。
 
日本政府は、本事業を通じて、ケニアの難民コミュニティとその受入コミュニティの両方に対して、女性の強靭性構築と自立促進を支援します。署名式には、マーガレット・コビア公共サービス・ジェンダー長官及びコデック・マコリ難民問題事務局長代理が出席しました。
 
また、UN Womenを通じたわが国の協力は、ケニア政府の長期開発計画である「VISION 2030」に掲げられているジェンダー主流化の実現、そして持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)の特に「ジェンダー平等を実現しよう」、「平和と公正をすべての人に」)、そして「パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献します。
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