特殊詐欺に関する注意喚起

令和4年1月17日
● 最近、ケニア国内において、スマートフォンのSIMカードをハッキングし、M-PESAアカウントやモバイルバンキングシステムにアクセスをした上で、現金を抜き取るといった特殊詐欺事案が発生しています。

● 特徴としては、携帯会社の社員を名乗る者が電話をかけてきて、ネットワークの不具合を理由に、スマートフォンを操作させ、SIMカードにハッキングするというものです。

● 心当たりのない電話を受けた場合には、毅然とした態度で臨み、絶対に相手の要求に応じないようにして下さい。
 
1 最近多発傾向にある特殊詐欺事案の特徴
(1)犯行主体
携帯会社の社員を名乗る者

(2) ハッキングの流れ(一例)
○ 「ネットワークの不具合が発生し、復旧するためには、これから伝える番号を入力してください」旨の伝達から始まる。
○ 言われた通りに番号を入力すると、突然電源がオフになり、再度オンにするとSIMカードがハッキングされている。
○ ハッキングされた場合、犯人は、銀行口座に紐付けられているモバイルバンキングシステムやM-PESAアカウントにアクセスできるようになり、現金を引き出すことができるようになる。
 
2 対処方法(警備対策官からのアドアイス)

○ 特殊詐欺の手口は1つだけではありません。登録のない電話に出る場合は、「詐欺」の可能性があるものとして、はじめから十分に警戒して下さい。

○ 心当たりのない電話を受けた場合には、毅然とした態度で臨み、決して要求に応じないように心がけて下さい。

○ 万一被害に遭った場合は、速やかに警察に届け出てください。

○ 今次の事例について、職場や家庭で共有して頂きお互いに注意を促して下さい。