岡庭大使は日本からケニアへの200,200回分の新型コロナウイルス・ワクチン供与に際してキテンゲラ国立ワクチン貯蔵庫を訪問しました
4月21日、岡庭大使は、UNICEFケニア代表であるマニザ・ザマン氏及びウィリス・アクワレ・ケニア政府ワクチン接種総責任者他と共に、200,200回分のアストラゼネカ社製新型コロナウイルス・ワクチンの供与に際して、キテンゲラ国立ワクチン貯蔵庫を訪問しました。COVAXファシリティを通じて日本政府により供与されたワクチンは、今月6日にケニアに到着し、全国に届けられています。
岡庭大使は、今回の訪問において、これまでの新型コロナウイルス感染症への対応を含め、当該ワクチン供与は現在も続く日本のケニア政府とのパートナーシップに基づくものと強調しました。日本はケニアに対してUHCをはじめとする保健分野の支援を長年実施し、今回のワクチン供与はケニアでのパンデミックへの対処を助けるものです。
日本はケニアのコロナ対策をパンデミック当初から支援してきました。2021年9月には、新型コロナウイルス・ワクチンの-80℃の超低温保管に必要な12台の冷凍庫及びその付属品を供与しました。これら機器は、グローバルなワクチン・イニシアティヴ「ラスト・ワン・マイル」を通じて、日本政府の資金でUNICEFにより調達されました。この取組には、世界中でワクチンへの公平なアクセスと迅速な配布を確保するため、医療ロジスティクスにおける日本の長年の経験が活かされています。
また、2013年に日本は約9.2億円の無償資金協力により、キテンゲラ国立ワクチン保管庫及び地方3カ所のワクチン貯蔵庫を整備しました。これら貯蔵庫は、ケニアにおけるコロナ・ワクチンの貯蔵と全国的な接種を可能としました。




