現地メディア向けプレスツアーを行いました
令和5年6月20日
6月20日、現地メディア向けプレスツアーを実施し、新聞・テレビ8社9名のジャーナリストとカメラマンが参加しました。このプレスツアーは、日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やすとともに、ケニアの政府関係者、知識層およびケニア国民への情報発信を強化するためのものです。
プレス一行は、マクエニ郡のムボーニ準郡を訪れ、技術協力「小規模農民組織強化・アグリビジネス振興プロジェクト(SHEP-Biz)」の視察を行いました。
「市場指向型農業により小規模農家の収入を向上させる!」

日本の支援により栽培する農作物を変更したこと等に関する農家からの説明

数種類のバナナを栽培していることに関する説明

参加メディアによる取材

農場内の畑
Training and Japanese support helped them change their fortunes.
(邦訳:「チュリマニの農家がフランス豆栽培で大収穫。研修と日本の支援が彼らの運命を変えた」)
● TV (放送内容(概要)邦訳:JICAは、農作物の生産量を増やすために、小規模農家に農業強化の方法を教育するプロジェクトを進めている。これは、特に雨の少ない郡の飢饉に対応するためのものである。マクエニ郡ムボーニ準郡の農民のためにケニア政府が日本のJICAと共同で実施しているSHEP プロジェクトの恩恵を受けて、新しい農法を受けた農民たちは、農法(土壌、農地の均平化、多様な種子の使用)の教育を受けてから生産量が増えたと述べている。ダムによる貯水も収穫量の増加に貢献している。新しい農法は、生産物を販売した後の利益も増加させた。農民たちは、収入が増加したため、家族には十分な食料があり、基本的なニーズや学校に通うためのお金もあると付け加えた。このプロジェクトは、国内の他の郡でも農民を直接指導するために実施される予定。)
プレス一行は、マクエニ郡のムボーニ準郡を訪れ、技術協力「小規模農民組織強化・アグリビジネス振興プロジェクト(SHEP-Biz)」の視察を行いました。
「市場指向型農業により小規模農家の収入を向上させる!」
プレスツアーの様子
今回のツアーでは、技術協力「小規模農民組織強化・アグリビジネス振興プロジェクト(SHEP-Biz)」を視察しました。本プロジェクトは、「作って売る」から「売るために作る」への意識変革を起こし、営農スキルや栽培スキル向上によって農家の所得向上を目指すものです。具体的には、地域の農家グループが市場調査を行い、高価で取引されている作物を自ら特定し、栽培・販売することで収入向上を図っています。視察では、プロジェクトの支援を受けた農家グループを訪問しました。バナナ、スイカ、トマト、フレンチビーンズなどを栽培している農地、年間を通じて水を確保するためのため池などを視察し、プロジェクトのカウンターパートからJICAの協力についての説明が行われました。農家からは、「研修で習得した技術をもとに、収入が向上した」、「他のビジネスも始めることができた」、「子どもを高校に進学させることができた」等、生の声がジャーナリストに伝えられました。
日本の支援により栽培する農作物を変更したこと等に関する農家からの説明

数種類のバナナを栽培していることに関する説明

参加メディアによる取材

農場内の畑
関連リンク(外部サイト含む)
● 新聞- スター紙、2023年6月23日
Training and Japanese support helped them change their fortunes.

(邦訳:「チュリマニの農家がフランス豆栽培で大収穫。研修と日本の支援が彼らの運命を変えた」)
● TV (放送内容(概要)邦訳:JICAは、農作物の生産量を増やすために、小規模農家に農業強化の方法を教育するプロジェクトを進めている。これは、特に雨の少ない郡の飢饉に対応するためのものである。マクエニ郡ムボーニ準郡の農民のためにケニア政府が日本のJICAと共同で実施しているSHEP プロジェクトの恩恵を受けて、新しい農法を受けた農民たちは、農法(土壌、農地の均平化、多様な種子の使用)の教育を受けてから生産量が増えたと述べている。ダムによる貯水も収穫量の増加に貢献している。新しい農法は、生産物を販売した後の利益も増加させた。農民たちは、収入が増加したため、家族には十分な食料があり、基本的なニーズや学校に通うためのお金もあると付け加えた。このプロジェクトは、国内の他の郡でも農民を直接指導するために実施される予定。)