日本のケニアに対する第4人材育成奨学計画

令和6年2月12日
    2024年2月12日、岡庭大使と、ンジュグナ・ンドゥング財務・計画長官は、約2億7,945万ケニアシリングの2023年人材育成奨学計画(JDS)のため、交換公文(E/N)に署名しました。ケニアでの同奨学金プログラムは2020年から開始され、今年で4回目の実施となります。
 
    JDSプログラムは、日本の一流大学大学院で学ぶ機会を提供することで、ケニアの若い公務員の能力強化を支援し、またケニアと日本のパートナーシップを強化するものです。
 
    2020年から2022年のJDSプログラムからの支援を受けて、現在22名(修士生20名・博士生2名)のケニア若手行政官等が日本の大学院に留学しています。また9名はすでに修士号を取得しケニアに帰国しています。
 
募集はJDSホームページで近日中に開始される予定です。Application | Republic of Kenya | JDS (jds-scholarship.org)
 

JDS プログラムについて:

    JDSは現在世界の19カ国を対象に実施されています。このプログラムは1999年に開始され、当初は市場経済に移行しつつあったアジア諸国の若手行政官等公務員を対象としていましたが、その後、他の国々もプログラムに参加するようになりました。アフリカでは、ケニアの他にガーナとセネガルが対象国となっています。
 
    JDSプログラムでは、参加国の開発問題の優先順位に応じて、日本の主に社会科学分野の大学で、修士号を取得する機会が提供されます。また、少数ではありますが、博士号の取得も支援しています。