岡庭健大使によるスナノミ治療薬ローンチイベントへの出席

令和6年8月5日
2024年8月5日、岡庭健大使は、ムランガ郡にて開催されたサラヤ株式会社のスナノミ症治療薬(ローション)ローンチイベントに出席しました。顧みられない熱帯病(NTDs)のひとつであるスナノミ症は、ケニアに約140万人の患者がいるとされており、特に衛生環境の悪い遠隔地・貧困世帯で発生する病気で、罹患者に対する差別も根強く残っています。今般、サラヤがケニア保健省、長崎大学、スナノミ症撲滅に取り組む現地NGO(Ahadi Kenya Trust)等とのパートナーシップにより開発したローションは、これまでよりもより効き目が高く、かつ安価な治療方法として検証済みの製品です。イベントにはムダバディ内閣筆頭長官夫人、ムソニ保健省次官(公衆衛生)が出席し、ケニア地方部での公衆衛生環境改善に取り組む重要性が改めて強調されました。