松浦大使によるルト大統領への信任状捧呈

令和6年12月4日
    2024年12月4日、ナイロビ大統領府にて、松浦大使はウィリアム・サモエイ・ルト大統領閣下に信任状を捧呈しました。
 
【松浦大使によるスピーチ】
ルト大統領閣下、
    今日、駐ケニア日本国大使としての信任状を捧呈できますことを、大変光栄に存じます。
ケニアと日本の二国間関係がますます強固なものとなっているこの時に、ナイロビで勤務できることを特に光栄に存じます。
 
    閣下は、今年2月の訪日を通じて、ケニアと日本の関係をより高いレベルに引き上げられました。
このご訪問は、貿易、投資、防衛、保健、ICT、その他多くの分野において、私たちが直面する課題を共に克服するための、新しく、ダイナミックな協力の舞台へと私たちを導くものでした。この画期的な成果に心より感謝申し上げます。
 
    私の大使任命に際し、皇居にて直々に天皇陛下より大統領閣下へのお言葉を賜りました。今朝、天皇陛下からのお言葉を大統領閣下にお伝えできることを大変光栄に存じます。第一に、天皇陛下は2月のご訪問の際に閣下にお会いできたことを大変喜んでおられました。第二に、閣下が両国の友好親善をさらに促進されることを望んでおられました。特に一つ目のメッセージは、閣下のご訪問によりさらに深まった、ケニアに対する天皇陛下と日本国民の温かいお気持ちを如実に表していると考えます。
 
    ケニアと日本は長年の友好関係を享受してきました。この友情は、私たちの共通の未来に向かってさらに発展していくことでしょう。私は、閣下の卓越したリーダーシップのもと、この輝かしい目的のために働くことを心より楽しみにしています。

    ここに、私の信任状を謹んで奉呈します。