松浦大使によるケニアにおける超音波気管支鏡導入と専門看護師・臨床工学士育成事業(長崎大学主催気管支鏡トレーニング)開会式出席

令和7年11月25日
2025年11月25日、松浦大使は、ケニヤッタ国立病院(Kenyatta National Hospital)において開催された、長崎大学主催超音波気管支鏡トレーニングの開会式に出席しました。
 
本トレーニングは、国立健康危機管理研究機構(JIHS)のスキームを通じて実施する人材育成プロジェクトの初年度にあたり、当地長崎大学熱帯医学研究所ケニア拠点が主管として運営している取組となります。本トレーニングでは、長崎大学から8名の専門家が当地を訪問し、ケニア人医師、看護師、医療技師を対象に気管支鏡トレーニングを実施するものです。本プロジェクトを通じて、ケニアの医療現場における専門技術の向上と人材育成への貢献が期待されています。
 
また、日本の医療機器の高い品質と信頼性がケニアの医療関係者の間に浸透することで、医療機器・サービス分野における将来の日本企業のケニア及びアフリカへの展開の一助となることも期待されています。日本はケニアでの肺癌の早期予防を可能とする気管支医療体制の強化を支援しています