草の根・人間の安全保障無償資金協力 2014/2015 「ゲスルラ小学校拡張計画」草の根・人間の安全保障無償資金協力の引渡し式典
平成27年11月16日
タイトル | 「ゲスルラ小学校拡張計画」草の根・人間の安全保障無償資金協力の引渡し式典 |
日付 | 2015年11月16日(月) |
場所 | キシイ郡 マラニ県 ゲスルラ地区 |
案件名 | ゲスルラ小学校拡張計画 |
供与金額 | 93,363米ドル(9,056,211円) |
出席者 |
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概要 |
2015年1月に贈与契約署名式を行った「ゲスルラ小学校拡張計画」」がこのほど完了し、キシイ郡マラニ県において引渡し式が行われ、寺田大使および郡政府関係者が出席しました。 本計画では、児童や教師の学校環境の向上を図るために、教室6室、トイレ8基を建設するほか、5教室を改修した上で、児童用の机200台及び貯水タンク3基を設置し、学校施設の拡張整備を行いました。 式典出席の前に寺田大使は、マアンギ副郡知事を表敬訪問し、同副郡知事とともに式典会場へ向いました。会場に到着後、完成したゲスルラ小学校新施設をマアンギ副郡知事らとともに視察しました。 続いてゲスルラ小学校児童および地域の女性グループによる歌と踊りで式典が始まり、それに続き、キシイ郡関係者をはじめとする来賓のスピーチでは、日本政府及び日本国民からの協力について謝辞が述べられました。 マアンギ郡副知事は、これまでの日本政府及び日本国民からの寛大な支援に対して心からの感謝を述べるとともに、今後もキシイ郡の発展のために、様々な分野において日本政府との協同プロジェクトを希望する旨を述べられました。 これに対し寺田大使は、プロジェクト完成までのキシイ郡及び団体関係者の尽力をねぎらい、プロジェクトが成功裏に終わったことに対して感謝と賛辞の言葉を述べました。 また、日本の開発協力案件(ODA)がケニア全国において現在行われていることを例にあげて、日本とケニアは、遠く離れた国でありながらも、強い友好関係で結ばれていることを述べました。 さらに、第六回TICAD(アフリカ開発会議)が、来年初めて日本を離れ、アフリカの地・ケニア/ナイロビで開催されることに言及し、TICADが日本とアフリカの関係を更に強固にする歴史的な意義を持つことを述べました。 寺田大使は、日本との係わりのきっかけとなった本案件を通じて、児童達が世界へ視野を広げる機会となる事を期待するとともに、それぞれの夢の達成に向けて努力を行い、指導者や技術者、または起業家として、未来のケニアに貢献できる人材に成長するように激励しました。 |