草の根・人間の安全保障無償資金協力 2014/2015 「ラムラ・コミュニティ診療所拡張計画」 草の根・人間の安全保障無償資金協力案件引渡式典
平成28年1月7日





タイトル | 「ラムラ・コミュニティ診療所拡張計画」 草の根・人間の安全保障無償資金協力案件引渡式典 |
日付 | 2016年1月7日(木) |
場所 | キスム郡 ムホロニ県 オンベイ・ラムラ地区 |
案件名 | ラムラ・コミュニティ診療所拡張計画 |
供与金額 | 92,367米ドル(8,959,599円) |
出席者 |
合計約500人
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概要 | 2015年1月に贈与契約署名式を行った「ラムラ・コミュニティ診療所拡張計画」」がこのほど完了し、キスム郡ムホロニ県において引渡し式が行われ、寺田大使およびキスム郡政府関係者が出席しました。 本計画では、地域の医療促進のためにラムラ・コミュニティ診療所内に新たに産科病棟を建設し、既存の外来病棟を含めた医療器材及び、電気の導入を行うとともに母子医療の向上を図るための診療所拡張整備を行いました。 寺田大使は、式典出席の前にラングマ・キスム郡知事を表敬訪問し、同知事とともに式典会場へ向かいました。会場に到着後、完成したラムラ・コミュニティ診療所内産科病棟をラングマ郡知事らとともに視察しました。 続いて、ラムラ地域の女性グループによる歌と踊りで式典が始まり、それに続き、キスム郡関係者をはじめとする来賓のスピーチでは、日本政府及び日本国民からの協力について謝辞が述べられました。 ラングマ郡知事は、これまでの日本政府及び日本国民からの寛大な支援に対して心からの感謝を述べるとともに、今後もキスム郡の発展のために、様々な分野において日本政府との協同プロジェクトを希望する旨を述べられました。また、雨季の洪水被害のある同地区住民がいつでも安心して受診ができるように、同診療所までの道路の整備と井戸建設による水供給を約束されました。 これに対し寺田大使は、プロジェクトが成功裏に終わったことに対して感謝と賛辞の言葉を述べるとともに、2014年よりキスム郡・ラモギ高等技術専門学校においてバイク整備のインストラクターとして活動する、JICA青年海外協力隊員の萩原幸典さんを紹介しました。 また、日本とケニアは、遠く離れた国でありながらも、強い友好関係で結ばれており、同国は、サブ・サハラ地域において最大のODA享受国であることを述べました。その一例として、全ての人々が基礎的な保健医療サービスを、必要な時に負担可能な費用で享受できることを目的とした3,300万米ドルの円借款による「ユニバーサル・ ヘルス・カバレッジ(UHC)」に言及しました。 さらに、第六回TICAD(アフリカ開発会議)が、今年初めて日本を離れ、アフリカの地・ケニア/ナイロビで開催されることに言及し、TICADが日本とアフリカの関係を更に強固にする歴史的な意義を持つことを述べました。 |
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