草の根・人間の安全保障無償資金協力 2015 「ナンディ郡茶農園地域における小学校教育環境改善計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力案件の起工式典
平成27年10月27日
タイトル | 「ナンディ郡茶農園地域における小学校教育環境改善計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力案件の起工式典 |
日付 | 2015年10月27日 |
場所 | ナンディ郡 南ナンディ県 カマリチ地区 |
案件名 | ナンディ郡茶農園地域における小学校教育環境改善計画 |
供与金額 | 119,811米ドル(13,179,210円) |
出席者 |
合計約1,000人
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概要 | 2015年9月30日に在ケニア日本大使館にて贈与契約の署名式を行った「ナンディ郡茶農園地域における小学校教育環境改善計画」の起工式典がナンディ郡南ナンディ県において行われ、森美樹夫臨時代理大使及びナンディ郡政府関係者が出席しました。 本計画では、児童や教師の学校環境の向上を図るために、教室10室、トイレ12基を建設する他、児童用の机250台及び貯水タンク4基をキプシオロリ小学校及び、カプチェモシン小学校に設置し、地域の学校施設の拡張整備を行います。本計画により、地域における学習環境の改善及び教育の質的向上を図り、児童達の明るい未来作りに貢献していくことが期待されています。 式典出席の前に森臨時代理大使は、ナンディ郡政府を表敬訪問し、その後、ナンディ郡知事代理・ジュリアス・コエチ氏及び郡政長官、カンゲゼ・スク氏らとともに式典会場へ向いました。 森臨時代理大使は会場に到着後、同校施設の現状を関係者らとともに視察しました。続いて鍬入れと記念植樹を行い、児童達や住民グループによる感謝の思いを込めた歌とカレンジン族の踊りで式典が始まり、それに続き、関係者をはじめとする来賓の方々のスピーチが行われ、日本の協力が同郡に届いた事への謝辞に加えて、プロジェクトの成功に向けて、進捗状況を見守っていく事が約束されました。 コエチ郡知事代理は、日本政府及び日本国民からの寛大な支援に対して心からの感謝を述べるとともに、今後のナンディ郡の発展のために、経済分野において日本政府との協同プロジェクトを作っていくことを希望する旨を述べられました。 これに対し森臨時代理大使は、同校が多くの申請案件の中から選ばれプロジェクトに着手したことへの賛辞を述べるとともに、日本の開発協力案件がナンディ郡が位置するリフトバレー及びケニア全国において現在行われていることを例にあげて、日本とケニアは、強い友好関係で結ばれていることを述べました。 さらに、第六回TICAD(アフリカ開発会議)が、来年初めて日本を離れ、アフリカの地・ケニア/ナイロビで開催されることに言及し、TICADが日本とアフリカの関係を更に強固にする歴史的な意義を持つことを述べました。 |