循環型社会に向けたリサイクルシステム構築支援プロジェクト

平成28年1月6日

▷ 日本NGO連携無償資金協力


循環型社会に向けたリサイクルシステム構築支援プロジェクト

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実施期間:
2012年9月5日~2013年9月4日
(贈与契約署名日 : 2012年9月5日

実施場所:
イースタン州エンブ県

被供与団体:
(特活)アフリカ児童教育基金の会

供与金額:
18,028,332円

分野:
環境

案件概要:
エンブ県エンブ市では、青果市場内の路地に散乱した生ゴミなどが腐敗し衛生状態を悪化させることにより、腸チフスを流行させるなど住民の生活を脅かしており、本事業は、ケニア政府が掲げる「Vision 2030」で推進する有機農法を活用して、市場内で出るゴミの8割を占める生ゴミを堆肥化し、再び市場に還元することにより、循環型社会に向けたリサイクルシステムの形成を目指す。
事業内容としては、(1)市場に生ゴミ用とそれ以外のゴミ用でそれぞれゴミ箱を設置し、分別を徹底させる、(2)生ゴミをエンブ市内の刑務所にて、専門家の指導の下、職業訓練の一環として囚人の労働力を活用しながら堆肥化し、できあがった堆肥は市場に還元、(3)地域住民も講習に参加させることにより、生ゴミの堆肥化を通した有機農法の普及を目指す。

リンク:
外務所ウェブサイトプロジェクト概要
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/ngo_m/africa/kenya/120905.html

署名式の様子
https://www.ke.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ACEF-j.html