6月1日（水）マダラカ・デー式典に際する注意喚起

　明日6月1日（水）、ケニアはマダラカ・デー式典（解放記念日）で国民の祝日となっておりますが、以前お伝えしましたようにナイロビ市及び各地で大小規模の集会が行われる可能性があり、再度注意喚起させていただきますとともに、当日は細心の注意を払っていただくようお願いいたします。

特にナイロビ市におきましては、報道等によれば野党CORD連合によるウフル・パークでの大規模集会の開催許可を巡り軋轢が生じており、治安当局はウフル・パーク一帯を立ち入り禁止にする、また、野党CORD連合は集会を決行する等との報道があり、治安当局と野党CORD支持派との衝突が懸念されています。
※一部報道では、野党CORD連合や支持者は開催許可の有無に関わらず、集会を必ず決行するとしており、治安当局より規制された場合は抗議デモを行う等、強硬な姿勢について報道されています。

つきましては、明6月1日（水）のマダラカ・デーについては、デモ、暴動、治安当局との衝突も予想されておりますので、以下について特段の注意を払っていただき、ウフル・パーク及び近辺、ナイロビ市中心部、各所スラム、ウフル・パークに通じる以下幹線道路、スーパー・マーケット、市場等には近づかないようお願いいたします。

（注意事項）
1．キベラ・スラム、カワンガレ・スラム方面からは、CORD連合支持者等が6月1日（水）朝スラムを出発し、ンコング・ロード、ンバカシ・ロード、ウフル・ハイウェイ等を通ってウフル・パークや市内に向かう可能性あり。それらスラムはもちろんのこと、道路や近くのスーパー・マーケット等（ンコング・ロードのナックマット・プレステージ及びトイ・マーケット等）及びニャヨ・スタジアム（デモの通り道）、付近には近づかない。

2．上記場所や道路以外でも治安当局による道路封鎖やデモ隊との衝突が起きる可能性があるため、スラムや付近の道路、地域には近づかない。最近のデモではンコング・ロードのナクマット・プレステージからチャイナ・センター付近まで治安当局により一時閉鎖された。デモやバイクによる集団が、ラビントン、キリマニ地区等を通る可能性もあるため、なるべく外出は避ける、又は外出・移動時は細心の注意を払う。

3．前日からも警戒を怠らないよう注意する。

4．以下、以前お知らせしました、デモ及びマダラカ・デーの注意喚起もご参照願います。


領事・警備班