草の根・人間の安全保障無償資金協力 (「マレンガ漁村における地域経済活性化のための農水産加工施設建設計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力の引渡式典)

平成29年7月20日
オメナ(小魚)を使って製造された飼料を紹介する高島書記官とナムワンバ氏
地域の人々とダンスを踊る高島書記官とナムワンバ氏
草の根・人間の安全保障無償資金協力の支援によって建設された農水産加工施設
タイトル 「マレンガ漁村における地域経済活性化のための農水産加工施設建設計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力の引渡式典
日付 2017年7月20 日
場所 ブシア郡 ブニャラ県 ブダランギ地区 マレンガ村 
案件名 マレンガ漁村における地域経済活性化のための農水産加工施設建設計画
供与金額 81,629米ドル (8,979,190円)
出席者
  • 在ケニア日本国大使館      高島二等書記官
  • ブダランギ選挙区選出国会議員 アバブ・ナムワンバ氏
  • 農業金融公庫代表取締役総裁  フランクリン・ベット氏
  • 農業金融公庫代表取締役副総裁 ルーカス・メソ氏
  • ブニャラ県漁業組合代表    ベン・マフロ氏
  • ブニャラ・地産物加工自助活動グループ関係者
  • マレンガ村住民
合計約1,000名
概要  2017年7月20日に「マレンガ漁村における地域経済活性化のための農水産加工施設建設計画」の引渡式典がブシア郡ブニャラ県ブダランギ地区マレンガ村 で行われ、高島二等書記官、ナムワンバ国会議員及びブシア郡の政府関係者が出席しました。
 
本案件では、ブニャラ・地産物加工自助活動グループへ81,629米ドル (8,979,190円)が供与され、農水産加工施設の建設、オメナ(小魚)飼料加工機械、包装機械及び機材の設置を行いました。本案件では、農水産物の加工を通してマレンガ村の地域経済の活性化を図ることを目指しています。
 
引渡式典は地域の人々による伝統的な踊りで始まり、それに続く来賓のスピーチでは、日本の支援に対する謝辞が述べられました。ナムワンバ国会議員は、日本国政府の同郡への協力に対して感謝の言葉を述べられました。
 
高島二等書記官は、本案件が成功裏に終わったことに対して感謝と賛辞の言葉を述べるとともに、食料安全保障と小規模農家の収入向上を目指して日本国政府が農業開発に力を入れてきたことを触れ、これまで日本国政府がケニアにおいて実施してきた農業案件を紹介しました。

また、被供与団体に対して、団体には本事業を成功させる責任があることを述べ、地域の人々のために事業が今後何十年も継続するように祈念しました。
 
最後にスピーチの結びの言葉として、式典参加者全員の健康とご多幸、繁栄を祈念しました。
 

写真

 

オメナ飼料加工用の粉砕機

オメナ飼料加工用のかくはん機

米用包装機械

喜びのダンスを踊る地域の女性たち

施設の引渡しを祝う高島書記官とナムワンバ氏

記念植樹を行う高島書記官

式典の前に祈りを捧げる出席者

スピーチを行うベット氏とメソ氏

スピーチを行うナムワンバ氏

スピーチを行う高島書記官