再生可能エネルギーによるケニアの産業化への貢献~オルカリアI 6号機地熱発電所に係る起工式の実施~
平成30年12月4日
12月4日、ケニア共和国ナクル郡において、我が国有償資金協力計画を活用して整備を行う「オルカリアI 6号機地熱発電所」の起工式が実施されました。
本起工式は、ケニア側からはウフル・ケニヤッタ大統領、チャールズ・ケテール・エネルギー長官及びリー・キニャンジュイ・ナクル郡知事等の出席のもと、開催されました。
植澤利次駐ケニア大使は同起工式におけるスピーチの中で、オルカリア地熱発電所において質の高い日本の技術が利用されていることを紹介するとともに、日本からケニアへ技術移転がなされていることを嬉しく思うと述べました。
また植澤大使は、日本の開発協力及び技術協力は、オルカリア地熱発電所だけではなく、モンバサの港湾開発、ジョモ・ケニヤッタ農工大学での教育分野の協力、ウゴングロードの建設と多岐にわたることに触れるとともに、これらの協力を通じて、日本は引き続きケニア国民の生活向上に貢献していきたいと強調しました。
本計画は、出力83.3MWの地熱発電所を建設することにより、同国における電力供給の増加及び安定化を図り、もって投資環境の改善及び同国の経済発展に寄与するものです。
■ 事業概要
事業対象
- 「オルカリアI 6号機地熱発電所」(出力83.3MW)を建設
事業実施主体
- 丸紅(株) (タービンは富士電機(株)製)
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