我が国無償資金協力「経済社会開発計画(海上警察への巡視艇供与)」に係る引渡式典の実施

令和元年10月2日

式典での堀江大使スピーチ
供与した巡視艇でのリボンカットの様子

10月2日、ケニア共和国モンバサ郡モンバサ港において,我が国無償資金協力「経済社会開発計画(海上警察への巡視艇供与)」の引渡式典が実施されました。
 
本事業は,我が国で製造された海上監視のための船舶機材等を供与することにより,テロ対策や沿岸警備体制の強化を図り,もって同国の経済社会開発に寄与するものです。
 
本式典は、ムブグア警察庁副長官等の出席のもと開催され、ムブグア警察庁副長官より日本政府の支援に対する謝辞が述べられました。
 
堀江良一駐ケニア大使は同式典におけるスピーチの中で、ケニアの海上監視強化のために17隻の船舶機材等を供与したことにより、テロ対策や沿岸警備体制の強化に貢献できたことを嬉しく思うと述べました。また堀江大使は、今後3年間の支援として、先月横浜で開催されたTICAD7の成果文書である「横浜宣言2019」を引用する形で、平和と安定の確保のために自由で開かれたインド太平洋の推進にも寄与するブルー・エコノミーの推進への貢献を継続していきたい旨を強調しました。
 

■事業概要

事業対象

平成28年度対ケニア無償資金協力「経済社会開発計画(海上警察への巡視艇供与)」

E/N 署名日

 

供与限度額