令和元年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「レインハ・ロザリー保健センター母子保健・感染症クリニック建設計画」引渡式

令和2年11月20日
2020年11月20日、首都ナイロビ近郊のマチャコス郡アティリバー準郡ギトクングリ区にあるレインハ・ロザリー保健センターにおいて、令和元年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「レインハ・ロザリー保健センター母子保健・感染症クリニック建設計画」の引渡式が行われました。

本事業は、同保健センターに対して、95,909米ドル(約1千万円)を母子保健・感染症クリニック建設のために資金供与したものです。

同保健センターでは、これまでも、医療サービスが行われていましたが、診察室の不足等により、一部の医療サービスを日替わりで提供したり、感染症の患者と妊産婦や子どもが同じ空間を共有したりする等の課題がありました。

新たな施設の建設により、受入可能な受診者数が現在の年間8,500人から14,600人に増加することが見込まれます。また、受診課毎に適切な空間の棲み分けができるようになり、感染症拡大防止にも寄与します。
 
日本の支援がケニアの地域医療に貢献しています
 
建設された病院のテープカットをする堀江大使夫妻
 
お祝いのスピーチをする堀江大使
 
小児病棟の説明を受ける堀江大使夫妻