草の根・人間の安全保障無償資金協力贈与契約署名式

2021/2/26
2021年2月26日、草の根・人間の安全保障無償資金協力の贈与契約署名式が在ケニア日本国大使館で執り行われました。堀江良一大使とケニア・アサンテ・アフリカ基金、国際援助サービス・ケニア、カナチョ遊牧民教育財団、ンダゲン男子高校及びシモトウェト中等学校の代表者が贈与契約に署名しました。
 
ケニア・アサンテ・アフリカ基金は、経済状況等が困難な青少年に教育機会を提供している国際NGOであり、2011年からケニアで活動しています。同団体は日本政府から約837万円(76,057 米ドル)の支援を受け、ケニア南部のナロック郡ナロック南準郡にあるオロールンガナイオ小学校の教室5室とトイレ1棟を建設し、生徒用机と椅子を50台設置する予定です。
 
国際援助サービス・ケニアは、約1,005万円(91,396米ドル)の支援を受け、ケニア中央部のタラカ・ニティ郡タラカ南準郡の小学校5校に貯水タンクと貯水池各1基を建設予定です。本事業により貯水容量が増加し、水不足が解消されることで、干ばつへの強靭性が高まることが期待されます。
 
カナチョ遊牧民教育財団は、約882万円(80,226米ドル)の支援を受け、ケニア北部のマルサビット郡モヤレ準郡の乾燥・半乾燥地域にあるコロバ小学校において5教室及び貯水タンクの建設並びに学習机の設置を行う予定です。これにより、全校生徒約390名の学習環境が改善され、水汲みの必要がなくなることから、学習時間が確保できるようになることが期待されます。
 
ケニア中央部のメルー郡イメンティ南準郡にあるンダゲン男子高校には、生徒667名が在籍しています。同校は約879万円(79,864米ドル)の支援を受け、安全で衛生的な寄宿施設1棟を建設し、既存の寮内の混雑した状況を改善します。
 
シモトウェト中等学校は、ケニア南西部のナロック郡トランスマラ東準郡に位置し、生徒633名が在籍しています。同校は、約1,330万円(120,903米ドル)の支援を受け、生徒の学習及び寄宿環境を改善するため、校舎1棟及び女子寮1棟を建設する予定です。
 
これらの案件を実施することで、教育環境や給水設備などが改善され、3,200人以上の生徒が恩恵を受けるようになります。