障がい児のための総合ケアセンター建設に係る 草の根・人間の安全保障無償資金協力贈与契約署名式

令和3年8月13日
2021年8月13日、日本大使公邸において、障がい児のための総合ケアセンター建設に係る草の根・人間の安全保障無償資金協力の贈与契約署名式が執り行われ、堀江良一大使と公文和子・シロアムの園代表が贈与契約に署名しました。シロアムの園は、約1,900万円(175,187米ドル)の支援を受け、キアンブ郡リムル準郡に障がい児のための総合ケアセンターを建設する予定です。

シロアムの園は、2015年に設立されて以来、可能な限り多くの自閉症や脳性麻痺等に伴う障がいを持った子どもたちを受け入れられるように取組み、それぞれの子どもたちのニーズに適した医療・療育サービスを提供してきました(シロアムの園のホームページはこちら:https://www.thegardenofsiloam.org/)。

今次日本政府による支援によって、シロアムの園では、衛生施設を十分に備えた総合ケアセンターを建設し、特別な支援を必要とする70名の子どもたちが適切な環境で医療・療育サービスを受けられるようになる他、子どもたちの家族約280名の社会的及び経済的な自立が促進されます。