キトゥイ郡カヴィンゴ小学校におけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジのための公衆衛生事業によるトイレ及び手洗い施設の引渡式

令和3年11月9日
    11月9日、堀江大使は、カヴィンゴ小学校におけるトイレ及び手洗い施設の引渡式に出席しました。この活動は、日本政府がUNICEFと協力して取り組んできた「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)のための公衆衛生」の一部であり、ケニアにおける衛生状態の改善を目的としています。

    日本政府は、本事業を通じて、まだ完全には免疫システムが発達していない子どもたちの健康と成長に悪影響を及ぼす屋外排泄を根絶する動きを加速させることを目標としており、本事業はUHCの達成に向け、キトゥイ郡における健康及び公衆衛生能力のさらなる強化へとつながるものです。また、日本政府は、これまでに約10億円を支援し、ケニアの5つの郡において約10,000ものトイレ設備を提供しており、キトゥイ郡は最大の受益者の一つとなっています。本事業を通じて提供されたトイレには、日本企業「LIXIL」の開発途上国向け簡易式トイレ「SATO」という、高い衛生レベルを保つことができる特別な機能を有した低コストで衛生的かつ設置・掃除が容易な製品を採用しています。